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イオンは2008年8月より純粋持株会社体制に移行し、純粋持株会社イオン株式会社を中心とする12の事業別マネジメント体制により顧客満足の最大化に努めるとともに、グループの事業構造改革や新たな成長領域への進出を推し進め、革新を続けてまいりました。そして2010年、イオンは前身であるジャスコ株式会社の誕生から40年を迎えました。この節目を契機に、イオンは新たな成長ステージに向け、より力強く前進してまいります。
近年の厳しい国内経済は、徐々に景気回復基調にあるものの、所得の減少や老後への不安等を背景に、消費環境は引き続き節約志向にあります。このような中、イオンは、今後成長が見込まれる分野へ事業の重点をシフトしてまいります。食品や日用雑貨等の低価格を実現するディスカウント業態や、少子高齢化・都心回帰に対応した都市型小型スーパー、ドラッグ・ファーマシー事業をはじめ、成長著しいネットショッピングの分野においても、ネットスーパーの展開や取り扱い商品・サービスの拡充により、さらなるお客さま満足を追求してまいります。
イオンは、これまでGMSを核とするショッピングセンターを成長の原動力とし、専門店や金融サービス等グループの持つ資産を最大限に活用することで、地域のお客さまニーズにお応えしてまいりました。今後は、日本国内のみならず、小売市場の急成長が見込まれる中国、アセアン諸国をひとつのマーケットととらえ、グループの総力を挙げて小売、ディベロッパー、金融、サービスの各事業を複合的に展開し、事業基盤を確立してまいります。
また、イオンは持続可能な社会の構築を目指し、2008年3月に具体的なCO2の排出量削減目標を掲げる「イオン温暖化防止宣言」を発表しました。そして、本年3月には、これまで取り組んできた環境保全活動を生物多様性の観点から体系化した「イオン生物多様性方針」を策定し、事業活動における生態系への影響の低減と保全に取り組んでいます。
イオンは、「お客さま第一」の不変の理念のもと、外部環境やお客さまニーズの変化に迅速かつ的確に対応し、絶えず革新し続けながらグループ一丸となって継続的かつ長期的な企業成長を果たし、アジアにおけるリーディングリテイラーを目指してまいります。
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