前職はホームファッションの専門店。当時からイオンにはプライベートブランドがあって、いつか手がけてみたいなと考えていました。じつは大学時代にもジャスコでアルバイトをした経験があって、どこかで意識していたのでしょうね。あるきっかけがあって、思い切って転職してきたというわけです。
アルバイトはしていましたけど、イオンほどの規模で社員ともなると、ガチガチに固められたマニュアルがあるものだと思っていました。自由というか任される部分が少ないのではないかと。それがまったく違っていました。
入社して3ヵ月目には上司が異動。その後を私が引き継いで、売場長を任されることになったのですから。入社後から、売場づくりの参考にするため、他の店舗をまわったり、商品勉強会に参加したり。そんな熱心な姿勢が評価された結果かもしれませんが、予断を持たずに大きな役割を任せてくれるなんて、いい意味で驚きでした。
今は、自由にやれているなと、実感する日々です。逆に言えば、それだけ責任も大きいということになるのですが。売場長には売上という数字的な目標もあります。自分らしいテーマやイメージを売場づくりに反映させながら、数字もクリアしなければならない。甘えがなくなったことで、成長につながるのではないかと私自身も期待しています。
現在は14時に出社して、まず売場をチェックするために巡回します。その後、15時からはクリーンタイムといって、掃除の時間。30分ほどで終えて、売場担当者の皆さんとミーティングを行っています。商品の売れ行きはどうか、たとえばディスプレイを新しくしたときのお客さまの反応はどうだったかなど、メンバー全員で状況を把握するための会議ですね。このとき、コミュニティ社員の人から新しい提案を受けることもあって、皆さんが前向きに取り組んでいるのを感じられることは、とてもうれしいことです。16時ごろからは本部からの指示をメールでチェック。その後、お客さま対応など、基本的には売場にいるようにしています。売場には小売業の基本があると思うからです。
売場では、お客さまの声をダイレクトに聞くことができます。これは、私にとって大きな財産だと考えています。
目標としては、やはり商品開発に携わりたい。育成コースという制度があって、資格を取得すれば、チャンスをつかむことができます。自分次第で、希望を実現することができるという環境は、とても魅力的です。それはまだ、あくまでも目標というところですが。
入社してあっという間に半年が経ちました。今は、一日も早く本当のプロフェッショナルとして、お客さまに売場提案や商品提案をしたいと考えています。そのために心がけているのは、お客さまの目線を忘れないことです。いつも、お客さまの立場にいること。そして感度のいいアンテナを張り巡らしていることです。
お客さまの生活のシーンを思い浮かべて、売場のテーマを設定する。売場づくりはまるで舞台演出か何かのようで、そのプロセスも楽しいものです。しかしもっと楽しいのは、売場が変わったことにお客さまが気づいたり、興味を惹かれて立ち止まったりする姿をお見かけすることですね。そんなとき、この仕事に就いてよかったなあ、なんて思ったりします。

