1985年千葉県生まれ。千葉大学大学院工学研究科修了。博士（工学）。専門は都市・地域計画、地理情報科学。大学院修了後は、総合地球環境学研究所に勤務し、大都市の持続可能性を評価する指標体系の構築に携わり、都市地域の人口分布、居住環境の国際比較分析を、衛星観測データを活用して実施。その後、金沢大学人間社会研究域にて、世界農業遺産認定地域である石川県能登地域の生態系サービスの可視化、地域資源に対する住民意識の研究、都市の生物多様性指標（City Biodiversity Index）の日本の都市への適用等を行い、都市・農村について包括的に分析、実践を行う研究に携わる。現在は、アジア太平洋地域の生物多様性、生態系サービスの評価、生物多様性を基礎とする生物模倣技術の社会実装に関する調査等に携わっている。共著に、「農林漁業の産地ブランド戦略―地理的表示を活用した地域再生―」、「人としくみの農業―地域をひとから人へ手渡す六次産業化」などがある。