インド北部にあるアグラ中学校在校（16歳）。ラジャットは、NGOのオイスカが推進する「子供の森」計画に参加し、地域でも深刻になってきた環境汚染や森林破壊、ゴミ問題や地下水の減少などの環境問題に対する取組を行っている。「子供の森」計画の活動としてアグラ中学校では、主に水や木の大切さ、レジ袋の削減などを訴え、地域の他の子どもたちに参加を呼び掛けて環境保全活動を進めている。また、ビニールやプラスチック、紙のリサイクルを呼び掛けるために、絵画コンテストやグリーンクイズ大会、植林活動を実施するなどユニークな取り組みを行っている。ラジャットは「子供の森」計画に参加している世界の子どもの代表として、2012年6月に開催された「国連持続可能な開発会議（リオ＋20）」のサイドイベントで登壇し、子どもたちの社会づくりへの参画の重要性について発信を行った。

（プロフィールは2013年当時のものです。）