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プロフィール

Saito, Keisuke (齊藤慶輔、日本)

Saito, Keisuke (齊藤慶輔、日本)

猛禽類医学研究所 代表・獣医師

1965年、埼玉県生まれ。獣医師。

幼少時代をフランスで過ごし、野生動物と人間の共存を肌で感じた生活を送る。1994年より環境省釧路湿原野生生物保護センター(環境省)で野生動物専門の獣医師として活動を開始。2005年に同センターを拠点とする猛禽類医学研究所を設立、その代表を務める。絶滅の危機に瀕した猛禽類の保護活動の一環として、傷病鳥の治療と野生復帰に努めるのに加え、保全医学の立場から調査研究を行う。近年、傷病・死亡原因を徹底的に究明し、その予防のための生息環境の改善を「環境治療」と命名し、活動の主軸としている。テレビ番組プロフェッショナル仕事の流儀、ソロモン流、ニュースゼロなどに出演し、多くの反響を集める。2009年冬、東宝映画「ウルルの森の物語」の主人公のモデルとなる。

世界野生動物獣医師協会理事、日本野生動物医学会理事、環境省希少野生動植物種保存推進員。

 

著書に「野生動物救護ハンドブック」(共著) 1996 文永堂出版、「Raptor Biomedicine Ⅲ 2001 Zoological Education Network 」(共著)、「生態学からみた野生生物の保護と法律」 2003(財)日本自然保護協会編 講談社(共著)、「日本の希少鳥類を守る 」2009 京都大学学術出版会(共著)、「野生動物のお医者さん 」2009 講談社、「野生の猛禽を診る 」2014 北海道新聞社などがある。

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