2012年10月17日、The MIDORI Prize for Biodiversity 2012の授賞式がインドのハイデラバードで開催されました。同授賞式は、インド環境森林省が主催する生物多様性条約第11回締約国会議（COP11）閣僚級ランチョンにおいて執り行われました。

The MIDORI Prizeは公益財団法人イオン環境財団主催、生物多様性条約事務局共催により実施される隔年開催の国際賞で、生物多様性の保全と持続可能な利用に関し、世界または地域レベルで顕著に貢献している個人を顕彰するものです。

2012年は、チリ カトリカ大学生態学部 教授のフアン・カルロス・カスティーリャ博士、コスタリカ生物多様性研究所（インビオ）代表のロドリゴ・ガメス＝ロボ博士、ベトナム国家大学ハノイ校自然資源管理・環境研究センター名誉総長のボ・クイ博士の３名が受賞しました。

受賞者には岡田卓也イオン環境財団理事長より、木製楯、記念品、および生物多様性の保全事業推進を目的として副賞（10万USドル）が、それぞれ贈られました。また本賞の共催者を代表し、ブラウリオ・フェレイラ・デ・ソウザ・ジアス生物多様性条約事務局長が授賞式に臨席されました。

また本賞に関し、同授賞式にご臨席のジャヤンティ・ナタラージャン インド環境森林相・COP11代表から次のようなお言葉をいただきました。「COP11の代表として、The MIDORI Prizeの授賞式を開催いたしましたことを大変誇りに思っております。また、生物多様性条約の実施に顕著に貢献してこられたThe MIDORI Prizeの受賞者の皆様をお迎えすることができ幸甚です。受賞者の皆様の素晴らしい業績によって、また、このThe MIDORI Prizeを介して、生物多様性問題に多くの人々の関心を集めることができるものと確信しています。」

・The MIDORI Prize for Biodiversity 2012／第2回生物多様性みどり賞　受賞関連動画