ニュースリリース

「万里の長城・森の再生プロジェクト」育樹・植樹活動実施について

(財)イオン環境財団 イオン(株)
2004年6月25日

 財団法人イオン環境財団(理事長:岡田卓也 イオン(株)名誉会長相談役)は、2003年から3ヶ年計画で「万里の長城・森の再生プロジェクト」育樹・植樹活動を推進しています。その一環として、来る7月3日(土)、中国・北京市延慶県の八達嶺山麓にて、植樹活動を実施しますのでご案内いたします。

 「万里の長城・森の再生プロジェクト」事業は、数百年にわたる伐採により、森が消滅した万里の長城周辺に再び緑の森を蘇らせようと、北京市人民政府と(財)イオン環境財団が主催し、1998年から2000年までの3年間、日中のボランティア総勢約7,400名が約39万本の苗木を植樹した取組みです。

 2002年7月、万里の長城周辺の植樹地を調査した結果、少ない降水量と強風や冬にはマイナス30℃まで気温が下がるという大変厳しい自然環境下にて、植樹木は生育状況が悪く、枯れた木々の補植と植樹した苗木の水やり、除草等の育樹を必要とすることが分かりました。
 「万里の長城・森の再生プロジェクト」育樹・植樹活動は、この調査結果を受けて、北京市人民政府と(財)イオン環境財団が、万里の長城周辺に森を定着させるため、2003年から3ヶ年計画で実施している取組みです。北京市延慶県緑化委員会が、現地における補植と育樹活動を継続して行うとともに、来る7月3日、日中のボランティア約330名が、北京市延慶県の八達嶺山麓にて、モウコナラを中心とする約4,300本の苗木を植樹します。

 (財)イオン環境財団は、「万里の長城・森の再生プロジェクト」育樹・植樹活動のほか、木を植え、森を再生する活動を国内においても推進しています。昨年は、新潟県両津市月布施での「佐渡 トキの森づくり」や、岐阜県各務原市での「岐阜・山火事跡地 森の再生植樹活動」など、地元ボランティアの皆さまのご協力をいただき開催しました。
 また、本年10月には、「しれとこ100平方メートル運動」に賛同し、かつての開拓によって失われた知床の原生森の再生を図るべく、2002年より5ヶ年計画で実施している「知床 森の再生植樹活動」を、引き続き開催する計画です。

 21世紀を迎え、水と緑を守り育てていく環境保全活動の重要性は、ますます高まっていくとの認識の下、(財)イオン環境財団は今後も地球市民として、グローバルな視点で市民の皆さまと協力し、さまざまな地球環境保全活動を実施し、支援してまいります。


【植樹活動の概要】
1. 実施日 2004年7月3日(土)
2. 実施場所 北京市延慶県八達嶺
3. 主催 (財)イオン環境財団、北京市人民政府
4. 次第
8:30   ボランティア育樹・植樹会場に到着
8:40   主催者挨拶
北京市人民政府 外事弁公室副主任 李 洪海 氏
(財)イオン環境財団 理事長 岡田 卓也
8:50   植樹開始
11:00   植樹終了
5. 植樹本数 モウコナラ、コノテガシワ、アブラマツなど約4,300本
6. 参加人数 ボランティア約330名 (日本側約130名、中国側約200名)

以上

<ご参考>

【これまでの「万里の長城・森の再生プロジェクト」事業の経緯】

 (財)イオン環境財団は国際貢献活動の一環として、「環境問題と人間社会」をテーマに、環境保全と開発、公害防止技術の移転、法制度、国際協力などについて話し合う「日中環境問題国際シンポジウム」(1993年から2年おきに開催)を全面的に支援しました。
 「万里の長城・森の再生プロジェクト」は、1995年11月に北京市で開催された第2回シンポジウムにて、当財団の理事長 岡田から提案された万里の長城山麓への植樹活動に、日中の出席者が賛同し、北京市人民政府と当財団との協同プロジェクトとしてスタートしました。
 1996年8月、当時、国際生態学会会長であった横浜国立大学名誉教授 宮脇昭 氏を団長とする調査団を現地に派遣し、自然林4ヶ所について実地調査を行なった結果、現在低灌木と草木だけになってしまっている万里の長城付近にも、かつてはモウコナラの森があったことがわかりました。
 1996年9月、モウコナラの種であるドングリ30万個を現地の人々の手で採取し、育苗場でその育成を開始、その苗木を1998年に第1回の植樹祭で植えました。同様に1997年に採取した分を1999年、1998年に採取した分を2000年にそれぞれ植樹しました。
 海部元総理大臣は、有識者として「日中環境問題国際シンポジウム」の第1回と第3回にご出席いただきました。プロジェクトの最終年度の2000年にあたり、植樹祭にご参加いただき、記念碑の題字「中日友好森林」を揮毫いただきました。

【過去3回の「万里の長城・森の再生プロジェクト」植樹祭について】

  開催日 参加者数 植樹祭時の植樹本数
第1回 1998年7月4日(土) 約2,500名 約4万8,000本
第2回 1999年7月3日(土) 約2,200名 約4万4,000本
第3回 2000年5月4日(木) 約2,700名 約5万4,000本
合計   約7,400名 (※) 約39万本
(※) 3年間の総植樹本数には、北京市延慶県緑化委員会が植樹した約24万4,000本が含まれております。

リリース時期

上期=2月21日から8月20日
下期=8月21日から2月20日

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