Vol.345 Nov.5 2008

平和を願って舞う、美の競演。
エフゲニア・カナエワ (ガスプロム/ロシア)
エフゲニア・カナエワ (ガスプロム/ロシア)

「イオンカップ2008世界新体操クラブ選手権」が開催されました。
「世界選手権」「ヨーロッパ選手権」と並ぶ新体操世界三大大会のひとつ「イオンカップ2008世界新体操クラブ選手権」は、ボスニア戦争の勃発を機に、平和を願ってスタートし、本年で15回目を迎えます。10月10日から3日間、北京オリンピックのメダリストをはじめ、15の国と地域から16クラブ48名の世界のトップ選手たちが東京体育館に集結し、華麗な演技を競いました。本年は、北京オリンピックの金メダリスト、ロシアのエフゲニア・カナエワ選手が優勝。ジュニアの世界大会で唯一となる本大会では、日本の宮本枝実選手がジュニア個人総合7位入賞を果たしました。本年も収益金の一部は、選手たちの総意のもと、UNHCR(国連難民高等弁務官)駐日事務所を通じて、世界の難民の子どもたちへ贈られます。