Vol.367 Dec.9 2009

再び、命あふれる森を取りもどすために。
10月31日に行われた「三宅島植樹」

10月31日に行われた「三宅島植樹」

(財)イオン環境財団は、自然災害で失われた森林の再生を願い、ボランティアの皆さまと植樹を行いました。
2000年に発生した噴火により全島民が避難を余儀なくされるほどの多大な被害を受けた三宅島。この三宅島雄山の噴火は、溶岩流出だけでなく大量の火山ガスを放出し、森林をはじめ、かつての緑豊かな自然環境を荒廃させました。これを受け、(財)イオン環境財団は、失われた森の再生を促進するため、三宅村森林組合との共催による3ヵ年計画の植樹活動を決定。今年度は約200名のボランティアの皆さまとともに10月31日、三宅島坪田地区に約2,000本の苗木を植えました。また、2005年からは「三重県宮川植樹」を実施。この活動は2004年9月の台風21号で山崩れが発生し、大きな被害を受けた同地域の森林を蘇らせようと5ヵ年計画で実施しているものです。最終年となる今年11月15日には、約370名のボランティアの皆さまとともに約2,000本を植樹。5年間で、累計約2,300名の方にご参加いただき、約8,100本の苗木を植えました。(財)イオン環境財団は、命あふれる森を未来の子どもたちに受け継ぐために、これからも植樹活動を続けてまいります。  

今年が最終年となる「三重県宮川植樹」

今年が最終年となる
「三重県宮川植樹」