Vol.377 Jun.2 2010

写真:北京市延慶県八達嶺
北京市延慶県八達嶺
命あふれる万里の長城へ、力を合わせて植え、育み、見まもる。 日中ボランティア延べ15,000名の皆さまのご協力により、「北京 万里の長城植樹」で100万本の植樹を達成しました。

財団法人イオン環境財団では、1998年より北京市延慶県八達嶺「万里の長城」周辺で、再び森を蘇らせるために植樹を行っています。1995年に行われた第2回「日中環境問題国際シンポジウム」で提案されたこの「北京 万里の長城植樹」は、これまでに延べ15,000人の日中ボランティアの皆さまにご参加いただき、今回の植樹で累計植樹本数は100万本に達しました。最終年となる本年4月24日には、北京市市長 郭金龍氏や元内閣総理大臣海部俊樹氏の参加のもと、日本全国からの参加者約1,400名、および北京市からのボランティア800名の、総勢約2,200名の皆さまが植樹を実施。同地に自生するモウコナラやアブラマツなど2万本の苗木を植えました。
当日は、会場において東儀秀樹氏による100万本植樹記念コンサートや参加者全員による谷川俊太郎氏作詞の「木を植えて」の大合唱も行われ、同植樹活動を通じた出会いや再会などでうまれた日中市民ボランティアの方々の交流の輪がさらに広がりました。イオン環境財団では今後、7月30日にベトナム・フエで、8月1日にカンボジア・アンコール遺跡で、国内においては、北海道・支笏湖(6/26)、東京・三宅島(10/23)、長崎・南島原(11/21)の植樹を計画しています。ぜひ、皆さまのご協力をお願いいたします。  


100万本目の記念植樹 開会式の様子