Vol.386 Dec.15 2010

里を潤し、命を守る、「森の力」を取り戻すために。
1,400名を超える皆さまとともに、「長崎県南島原植樹」5カ年計画をスタートしました。
公益財団法人イオン環境財団は、本年3月、南島原市と調印式を行い、5カ年計画の植樹活動を決定。11月21日に第1回となる植樹を実施しました。この植樹は、10年前に閉鎖され、荒廃している同市南有馬町の無線送信所跡地が、降水を蓄え、河川へ流れ込む水量を安定させる「水源涵養林」としての機能を取り戻すために行うものです。当日は、同市外からの560名を含む合計1,432名の方々が参加。約7.3haの土地に同地域に自生するクヌギやコナラなど12種類の広葉樹約20,000本を植樹しました。(公財)イオン環境財団と南島原市は、これらの木々が水源涵養の森となり市民の命の水をつくりだすことを願い、多くの方々と手を携えながら今後も苗木を植え、育ててまいります。