Vol.423 Jul.,11 2012

緑を守り育て、命あふれる豊かな森へ。
6月16日、本年度より3カ年計画で行う「むかわ町イオンの森 植樹」を、30日には最終年度となる「南陽イオンの森 植樹」を実施しました。
公益財団法人イオン環境財団は本年度から、「むかわ町イオンの森 植樹」をスタートします。三方を日高山脈系に囲まれ、豊かな自然環境を誇る北海道勇払郡むかわ町。その森は「魚つきの森」として、一級河川鵡川(むかわ)を通じて栄養分の豊かな水を海へと運び、魚などの生息環境を守っています。 同財団は、生態系のつながりという観点から見直されている「魚つきの森」を守るため、森林の荒廃が進むエリアに、3カ年計画で約15,000本の植樹を実施します。1回目となる6月16日の植樹には、約550名のボランティアの皆さまが参加し、地域に自生するトドマツやアカエゾマツなど約5,000本の苗木を植えました。
一方、松くい虫被害などで荒れた森林を再生させるため、2010年から実施してきた「南陽イオンの森 植樹」は本年が最終年度。6月30日、約400名のボランティアの皆さまとともに約2,400本を植樹しました。3年間で植えられた苗木は約5,100本にのぼり、豊かな森へと着実に成長しています。 (公財)イオン環境財団は、命あふれる森を未来の子どもたちに引き継ぐため、これからも地域の皆さまとともに植樹活動を続けてまいります。
 
山形県南陽市の里山で憩いの森の再生を願って植樹