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2012/09/24
日本、中国、韓国の大学生が参加し、ともに学ぶ「アジア学生交流環境フォーラム」を開催

20120924図1.jpgイオン環境財団は8月17日から23日まで、東京都、岩手県、京都府等において、日本(早稲田大学)、中国(清華大学)、韓国(高麗大学)の大学生60名を招き、環境保全や自然との共生のあり方について見識を広めるための会合「アジア学生交流環境フォーラム」(Asian Students Environment Platform(ASEP))を開催しました。

 

これは同財団が、今年から10年間にわたり開催を決定した環境フォーラムの第1回目となります。

 

イオン環境財団は、2010年に名古屋で開催された「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」において、国連生物多様性事務局と「青少年の環境教育の推進」や「植樹の実施」等について協力して取り組む覚書を交わしましたが、ASEPはこの覚書に基づき、「国連生物多様性の10年」の推進と、アジアの環境リーダーとなる人材育成を目的に開催するものです。

 

20120924図4.jpg初年度となる今年は「文化から環境を考える」をテーマに、日中韓3カ国の大学生がイオンレイクタウンの環境負荷低減施設の視察や有識者による講義、日本の文化にふれるフィールドワーク、植樹等を通じて、自然との共生や環境保全について考えました。

 

また、参加した大学生は、東日本大震災の被災地である岩手県田野畑村を訪問し、語り部の話から被災経験について学んだり、京都を訪問し、貴船神社や鞍馬寺等を訪れ、日本の伝統的な美意識や自然観についても学び、これらの経験を成果レポートとして取りまとめました。

 

20120924図2.jpgイオン環境財団は今後、ASEPの参加者を3カ国からさらにアジア各国に広げ、アジアの大学生が国境を越えて、グローバルな視点で環境について考える場にしていくことを計画しています。

 

 

 


 

 

 

*写真上から2枚目は、環境負荷低減に取組むイオンレイクタウン(埼玉県)で電気自動車の充電ステーションを視察する様子

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