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2013/09/17
第3回「生物多様性 日本アワード」受賞決定

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2013年9月17日、公益財団法人イオン環境財団 岡田卓也理事長(イオン株式会社名誉会長相談役)は、第3回「生物多様性 日本アワード」において5つの優秀賞を決定いたしました。

 

 

 

● 太平洋沿岸カツオ標識放流共同調査と一連の協働・普及啓発活動        味の素株式会社

● 津波に被災した田んぼの生態系復元力による復興       特定非営利活動法人田んぼ

● 「竹紙(たけがみ)」の取り組み      中越パルプ工業株式会社

● 綾の照葉樹林プロジェクト      てるはの森の会

● ネイチャー・テクノロジー創出のシステム構築      ネイチャー・テクノロジー研究会東北大学大学院環境科学研究科

 

本アワードは、2010年に生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が日本(名古屋)で開催されるのを契機に2009年に創設されたもので、日本在住の団体・個人による、生物多様性の保全と持続可能な利用に資する優れた取組を、グランプリおよび優秀賞として選出し、顕彰するものです。

 

第3回の実施にあたっては、生物多様性に関連する研究開発や技術革新を支援していくべきとの観点から、研究開発に関する取組も新たに授賞の対象となりました。また、実際には素晴らしい活動が行われているのに、十分に認知されていない地道な活動にも光をあてるべく、幅広い応募が呼び掛けられました。

 

3回目の開催となる本年の応募総数は104件にのぼりました。応募案件のうち、最終選考にノミネートされた案件については、生活者の視点を組み込んだオープンな評価を目指し、環境意識の高い生活者の方々を対象に、オンライン上での意見交換を2週間にわたり行いました。意見交換には、ファシリテーターに金沢大学の香坂 玲氏と環境ジャーナリストの青木陽子氏をお迎えし、全国から20~60代の男女34名にご参加いただきました。この期間中、活発な議論が交わされ、動植物の保護から、自然資源の持続可能な利用、生物多様性の主流化、生態系システムの理解、東北復興への貢献、環境教育に至るまで、様々なコメントが寄せられました。

 

審査委員会では、有識者で構成された専門ワーキンググループによる事前評価に基づき、生活者の方々のご意見を参考に、特に傑出した5つの取組を優秀賞として選出いたしました。受賞5団体の活動概要、審査講評、生活者からのコメント(抜粋)につきましては、以下「第3回生物多様性日本アワード_受賞5団体概要」のとおりとなっております。

 

なお、10月29日に国際連合大学ウ・タント国際会議場(東京都渋谷区)で開催されます授賞式において、優秀賞5件のなかからグランプリ受賞団体が発表される予定です。

授賞式の詳細、お申し込みにつきましては、公益財団法人イオン環境財団ホームページをご覧ください。

 

 

 

      

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