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2015/08/28
第4回アジア学生交流環境フォーラム(Asian Students Environment Platform, ASEP)開催-

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2015年8月3日~9日、公益財団法人イオン環境財団は、第4回「アジア学生交流環境フォーラム(Asian Students Environment Platform, ASEP)」をベトナムで開催しました。

2010年10月に名古屋市で開催された「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」において、当財団は生物多様性事務局と「環境教育の推進」「植樹の実施」等について協力して取り組む覚書を締結しました。この覚書に基づき、2011年に開始した「国連生物多様性の10年」の推進とグローバルな視野で活躍する環境分野の人材育成を目的に、2012年より10ヵ年計画でASEPを開催しています。

 

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第4回目の本年は、日本の早稲田大学、中国の清華大学、韓国の高麗大学校、ベトナム国家大学ハノイ校、マレーシアのマラヤ大学といったこれまでの参加大学に加え、カンボジアの王立プノンペン大学の学生が参加。6カ国72名の学生たちは、「生物多様性と人」をテーマに、各国の自然環境や歴史・文化、価値観の違いを学びながら、グローバルな視野で意見を交換し合いました。

 

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参加者は、ベトナム各地を訪問し、有識者による講義や地域の方々へのインタビューなどを通して、歴史や、経験から得たことを学び、生物多様性の保全と農業や漁業を含めた経済発展のバランスについて議論を深めました。
ユネスコの世界自然遺産に登録されているハロン湾では、雄大な景観を作り出す自然の力を感じながら、自然との共生について考察しました。 また、ハノイ近郊の農村では、農薬や化学肥料を使用しない環境保全型の農業に取り組む方々からお話を伺いました。

 

フォーラム後半には、ハノイ市内ロンビエンにベトナム3店舗目としてオープン予定のイオンのショッピングセンター敷地内にて実施された植樹祭に参加しました。
最終日に成果発表が行われ、環境を守りながら経済発展をいかになしとげていくかについて、学生たちは持続可能な未来に向けた提言を発表しました。

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当財団は、次代を担う子どもたちに美しい水と緑を届け、人と自然が共生する「夢のある未来」を実現するために、これからもさまざまな取り組みを行ってまいります。

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