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2015/12/07
生物多様性の宝庫 森を育もう(千葉県浦安市・宮崎県綾町 植樹)

公益財団法人イオン環境財団(理事長 岡田卓也 イオン株式会社名誉会長相談役、以下当財団)は、「うらやす絆の森」植樹(千葉県浦安市)および「綾町イオンの森」植樹(宮崎県綾町)を実施いたしました。これら2つの植樹活動は、2013年から3か年計画で進められてきたもので、本年ともに最終年を迎えました。

 

◆「うらやす絆の森」植樹 2015年11月14日(土)
2011年3月11日の東日本大震災で千葉県浦安市は埋め立て地を中心に液状化による甚大な被害をうけました。「うらやす絆の森」植樹は、被災沿岸部の緑化による潮風や強風の緩和と、憩いの場となる「緑の防波堤」づくりを目指して実施されてきたものです。植樹には、東日本大震災に伴う液状化現象により発生した大量の土砂を土壌の基礎に有効活用しました。
本年は約890名の地域のボランティアの皆さまにご協力いただき20種の苗木7900本を植樹、これによって植樹本数は累計18000本を達成することができました。

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◆「綾町イオンの森」植樹 2015年11月21日(土)
宮崎県綾町は、日本最大級の規模を有する照葉樹林を誇り、2012年には町を中心とする一帯が日本で32年ぶり5カ所目となるユネスコエコパークとして登録された「照葉樹林のまち」として知られています。ユネスコエコパークは、豊かな生態系の保全、持続可能な資源利用、自然保護と調和のとれた取り組みが行われている地域を登録するもので、綾町では、照葉樹林のほか有機農業と連携した町づくりなどの地域振興策が評価を受けました。綾町では、伐採適齢期を迎えた町有林の木材を老朽化した中学校校舎の建て替えに活用するなど、エコパークの町として地域の資源を大切にしています。綾町・宮崎県・宮崎中央森林組合と当財団が2013年に締結した整備・保全協定に基づき町有林跡地を里山に復元する取り組みを行ってきました。「綾町イオンの森」植樹活動には毎年500名の地域ボランティアの皆さまにご参加いただき、本年、累計15000本を植樹することができました。

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当財団は、地域の豊かな自然とくらしのため、また生物多様性の宝庫である森を育むため、これからも国内外で地域の方々とともに木を植えてまいります。

 

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