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2016/12/26
MIDORI Week – メキシコで授賞式 日本で受賞者フォーラムを開催しました

◆ 授賞式(メキシコ、カンクン)

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2016年12月2日、The MIDORI Prize for Biodiversity 2016の授賞式が、メキシコのカンクンで開催された生物多様性条約第13回締約国会議(COP 13)閣僚級会合イニシャル・プレナリーにおいて執り行われました。


The MIDORI Prize は公益財団法人イオン環境財団と生物多様性条約事務局の共催による隔年開催の国際賞で、生物多様性の保全と持続可能な利用のための環境活動にグローバルなステージで貢献している個人を顕彰するものです。


topics_20161226_022016年の受賞者は、アルフォンソ・アギーレ=ムーニョス氏(島嶼(とうしょ)生態系保全グループ 事務局長、メキシコ)、ユーリ・ダーマン氏(世界自然保護基金ロシア アムール支所 所長、ロシア)、ヴァンダナ・シヴァ氏(ナウダーニャ 創設者・代表、インド)の3名です。


受賞者には、イオン環境財団 林 直樹専務理事より、木製楯、記念品、および生物多様性の保全活動推進を目的として副賞(10万USドル)が、それぞれ贈られました。また本賞の共催者代表として生物多様性条約事務局よりブラウリオ・フェレイラ・デ・ソウザ・ジアス事務局長に、後援者代表として環境省より関 芳弘環境副大臣にご臨席を賜りました。


topics_20161226_03 メキシコ政府を代表し、本賞の授賞式にご臨席いただいたラファエル・パッチアーノ・アラマン環境・天然資源相からは、以下のようなメッセージをいただきました。

「イオン環境財団と生物多様性条約事務局が、The MIDORI Prize 2016を授与なさることで、生物多様性の保全に献身的に従事してきた方々も報われた思いをされていると思います。生物多様性の損失に歯止めをかけるため、国際コミュニティのさらなる取り組みが必要とされている現在、The MIDORI Prizeが主導的な役割を果たすことで、様々な分野をリードし影響力のある人々の活動を広く知らしめるだけでなく、地球上の生命のために行動を起こそうとする多くの人々の意欲が引き出されていくと思います。The MIDORI Prize 2016の受賞者の比類なく素晴らしい成果は、目的の達成に邁進する人々や、生物多様性に利する活動でリーダーシップを発揮している人々にも大きな影響を与え、ひいては私たちすべてに恩恵がもたらされるでしょう。」



◆ 受賞者フォーラム(東京)

授賞式に続き、12月7日、国連大学ウ・タント国際会議場(東京都渋谷区)において、「The MIDORI Prize for Biodiversity 2016 受賞者フォーラム」が開催されました。


topics_20161226_04 フォーラムでは、The MIDORI Prize 2016の受賞者3名による講演と、末吉竹二郎氏(イオン環境財団評議員、国連環境計画・金融イニシアチブ特別顧問)をモデレーターとする受賞者とのパネルディスカッション『脱炭素経済と生物多様性~パリ協定とSDGs(持続可能な開発目標)の狭間で考える~』が行われました。



◆ The MIDORI Prize 2016 受賞者についての詳細はこちらから


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