活動レポート(関東)
日本全国で約450のチアーズクラブが活動しています。
高崎イオンチアーズクラブ
大気(空気)の汚れ(PM2.5)を調べて環境基準とくらべよう。
2014年度のチアーズクラブの活動テーマは「太陽と自然」です。高崎イオン チアーズクラブでは、7月13日に群馬県衛生環境研究場の協力で、イオン高崎店の会議室・喫煙室・交差点・駐車場の4か所にサンプリング装置を設置し、PM2.5の調査を行いました。空気の汚れの原因は、自動車の排気ガスや工場の煙などです。とくに夏は、太陽の光が多く降りそそぐと有害物質が多く発生します。その有害物質は、健康に影響を与えるPM2.5も多く含んでいます。日本のPM2.5の環境基準は1年平均値15㎍/㎥以下です。イオン高崎店の喫煙室は90㎍/㎥、交差点は28㎍/㎥、会議室は18㎍/㎥、駐車場は15㎍/㎥でした。
結果からわかったことは自然が多く、空気が流れている所は数値が低いということでした。メンバーも初めて見る装置に興味津々。フィルターを分解し、真剣に測定していました。自分たちの生活の中で、将来、心がけるべきこと、大気の環境、自然を守るために、どんな活動や行動を心がけたら良いかなどについて話し合いました。

【小学6年】女子

【小学6年】女子

【小学6年】女子

コーディネーターよりひとこと
8名から始まったメンバーも現在24名となりました。私も毎回楽しく、メンバーと新しい発見をしながら活動をしています。
県、市、企業が多くの環境に関する活動を行っていることを知ることができました。また、環境展示会などにも参加させていただき、未来の地球を守るため、日本中で数多くの取組が行われていることを実感しました。チアーズクラブは、地域や学年が異なるメンバーが在籍しています。メンバーの成長も私の楽しみの一つです。思いやりを持ち、あいさつを忘れずに、仲良く活動が出来るようにサポートしています。今後もメンバーの興味を尊重し、身近なエコの取組から地球を取り巻く環境問題に至るまで幅広く、安全で楽しいプログラムを作成し、環境活動に関心を持ち続けてもらえるよう取組んでまいります。
高崎イオン
チアーズクラブ
コーディネーター
柴田 よし江

高崎イオンチアーズクラブ
2009年度は「植物」をテーマに活動を行いました。
高崎イオンチアーズクラブは、2009年4月に初めてのメンバー募集を行い、5月の発足式には8名のメンバーを迎えてスタートしました。
2009年度は『植物』をテーマにみんなで活動を行いました。
6月は、お店の周りの草木を調べて、押し花をつくりました。7月は、牛乳パックから紙すきをして和紙をつくり、その和紙に6月に作った押し花を貼りました。8月は、廃棄されるPPバンドでフレームをつくり、そのフレームに7月に作った押し花を貼った和紙を飾りました。10月は「どんぐり拾い&木の実の工作」、11月は『草木染め体験』を行いました。12月は1年間のまとめの「壁新聞づくり」、1月は発表の練習などを行いました。
1年間の活動を通じて、たくさんの『植物』に触れることが出来ました。これからも皆で環境や自然のことを考えていきたいと思います。

【小学1年】女子

【小学1年】男子

【小学5年】女子

コーディネーターよりひとこと
高崎イオンチアーズクラブは、2009年5月より活動を開始しました。
2009年度は『植物』をテーマに、1年間いろいろな活動に取り組みました。 みんなが身近な事から環境について考え、楽しく活動できた事をうれしく思います。
これからも、子どもたちと一緒にイオンチアーズクラブの活動を続けてまいります。
高崎サティ副店長
五十嵐 功
甲府昭和イオンチアーズクラブ
「森の教室」でニホンジカについて学ぶ
2016年は「動物」というテーマで活動しました。
私たちの住む山梨県ではシカによる様々な被害が増えているということを聞いたので、メンバーはシカのことを学ぶため、森林総合研究所「森の教室」へ行き、ニホンジカの研究をされている飯島先生に2回に渡り、シカについて教えて頂きました。7月は座学でシカとカモシカの違い、シカの1日、シカの1年ついて学びました。そして9月にはシカの被害について学びました。
山梨県の森林は毎年、2億円以上の被害を受けています。木の皮を食べられることによりその木は使い物にならなくなってしまうそうです。また、木以外にも県の櫛形山や北岳では、貴重な花を食べられてしまっています。このように増えてしまった理由は、シカの餌が増えたことや地球温暖化により雪が減ったことで、シカが動きやすくなったことが挙げられます。9月の授業では動物除けの柵の外側へ行き、シカが歩きながらしたふん、足跡、木をかじった跡を目にすることができました。シカの害から森を守るには、銃で撃つ、わなをしかける、柵を作る、シカが嫌がるにおいを使うなどの方法があります。メンバーはシカを銃で撃つことはできないけれど、自分たちでできることについて考えました。人間による地球温暖化がシカの増加の原因になっているのであれば、私たちが温暖化の原因であるCO2削減の為、電気やガス、水道のむだ遣いをしないようにしようとメンバーは考えました。
「人も動物もみんなで生きていけるように、今すぐできることから始めよう。そして、地球の命つなげよう!」この合言葉を元に頑張ります!

【小学4年】男子
【小学6年】男子
【小学6年】男子
コーディネーターよりひとこと
甲府昭和イオンチアーズクラブは2011年に発足しました。毎年変わるテーマで、いかにメンバーが興味を持って活動できるかということを念頭に置いて活動しております。メンバーも口伝えで入会して下さり、常時15名前後で活動をしています。
コーディネーターは先生ではありませんので、メンバー同志のトラブルなど、対処の仕方に戸惑うこともたまにはありますが、元気いっぱいのパワーをメンバーからもらいながら、一緒に学んでいます。
一年間の終わりには、活動の成果を壁新聞にして発表する場(チアーズサミット)があります。壁新聞の出来栄えにかかわらず、それに向かって子どもたちが成長する過程も目にすることができ、毎年感動を覚えるとともに、チアーズクラブに携われたことに感謝しております。
甲府昭和イオン
チアーズクラブ
コーディネーター
小菅 往子
川口前川イオンチアーズクラブ
生き物観察と紙すき体験を行いました
8月下旬、埼玉県北本市にある県立北本自然観察公園へ行きました。この公園は、昔から残っていた自然をそのままいかして作られているので、あまり見かけることのない植物や生き物と触れ合うことができます。園内を散策しながら、食物連鎖や環境問題について、県立北本自然観察公園の指導員の方に説明していただきました。園内には、生き物が生息しやすい環境をつくるためのビオトープがあります。このビオトープは美しい自然を維持する源となっており、多くの生き物を観察することができます。
続いて、紙すき体験をしました。まず、斧を使って木を伐採し、樹皮をはぎ、大きな鍋で煮込みます。ここで、粘り気を出すためオクラと重曹を加え、柔らかくします。よく煮込んだ樹皮をミキサーで細かくし、その樹皮を竹の箱に流し込み乾燥させて、紙の出来上がりです。1枚の紙をつくるのに3時間かかり、紙を作る大変さを肌で感じることができました。

【小学1年】女子
【小学3年】女子
【小学3年】女子
コーディネーターよりひとこと
2009年のチアーズクラブの活動テーマは「植物」です。植物について楽しく学び、植物や生き物へのおもいやりが深まるような体験ができればと思い、今回の活動を企画しました。私たち自身、埼玉県内にこのように豊かな自然が残っていることに驚き、環境保全への考えを見直す機会となりました。
今回の企画では近隣店舗のイオン浦和美園チアーズクラブと合同で行いました。最初、メンバーたちは緊張していましたが、園内散策で昆虫を探したり、一緒に作業していく中でとても仲良くなりました。また、紙すき体験で刃物を使う際、高学年のメンバーが低学年をしっかりとサポートし、皆で協力して実施することができました。苦労しながらも出来上がった紙は、皆の宝物です。
チアーズクラブでは、活動をするたびにメンバーの成長ぶりを感じられます。また、子供たちの発想力に驚かされることもたくさんあります。これからも子どもたちの健全な育成を目指し、地域に根ざした活動の場として、さまざまなことに挑戦していきます。
川口前川イオン
チアーズクラブ
コーディネーター
菅原 麻衣

鴨川イオンチアーズクラブ
チラシで入れ物を作り、不要な古着や古タオルでウエスと雑巾をつくろう!
今回の活動では、家庭で不要になった古着や古タオルを使って、日々の暮らしに役立つものに変身させることに挑戦します。
この日の活動では、3つのものをみんなで作りました。
1つ目は、チラシ箱です。折り紙のようにチラシを折って、箱を作ります。
この箱にはゆで卵や落花生の殻、料理の時にでるジャガイモの皮等を入れられます。
2つ目は、ウエスです。古着のTシャツや下着の縫い目に沿って、はさみでいろいろな大きさに切り分けます。
3つ目は、雑巾です。不要になったフェイスタオルを自分サイズの大きさに折りたたみ、好きな色の糸を使って縫っていきます。
最後にできたウエスと雑巾をチラシ箱に入れて、完成です。
学校や家で使おうね!

女子
男子
女子
コーディネーターよりひとこと
子どもたちが環境に興味をもち、考えて行動できる力が育つことを目指し活動しています。
ものを大切にすることや、身の回りの清掃に対する意識づけになればと企画しました。
古着や古タオルで、どんなウエスや雑巾ができるのか、メンバーや私は不安と期待でワクワクドキドキ。集中して取り組んだ結果、全員が納得する作品が完成しました。
身の回りで排出されるごみは、運搬や焼却処理をするために、「エネルギー」を使い、地球環境を悪くします。そのことを踏まえて、不用になったものはすぐには捨てず、再利用できるかを考えて生活することをメンバーと約束しました。
今回製作したマイ雑巾を学校に持参し、プチ自慢をしたメンバーもいました。
鴨川イオン
チアーズクラブ
コーディネーター
阿部 比路子
