イオン チアーズクラブ全国大会2018
全国で選ばれた50クラブが、自然体験プログラムを通じて交流を深めます。
全国9地区で開催された イオン チアーズクラブサミット(各クラブが1年間の活動成果を壁新聞を使って発表する大会)で、上位入賞を果たした50クラブ223名が、イオン チアーズクラブ全国大会2018に参加しました。
東日本地区の26クラブのメンバーは沖縄で、西日本地区の24クラブのメンバーは北海道で、それぞれ他クラブの仲間と交流しながら、その土地ならではの自然体験プログラムに参加しました。
この大会は日々の生活で触れることができない自然環境の中で、その土地ならではの体験プログラムを通じて、チアーズメンバーの新たな気づき(日本の自然の多様性、自然のめぐみへの感謝など)、環境問題への関心を育む場とすることなどを目的としています。

全国大会2018 in 沖縄
- 実施期間
- 2018年7月26日(木)~ 7月29日(日)
- 実施場所
- 沖縄県国頭郡恩納村、うるま市周辺
- 参加地区
- 「イオン チアーズクラブサミット」(年間の活動発表会)で優秀な成績をおさめた東日本地区26クラブ
※北海道、東北、北関東・新潟、南関東 - 参加人数
- チアーズクラブメンバー109名
- プログラム
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- 7月26日(木)
- 1. 壁新聞プログラム
(お互いの壁新聞から学びあう)
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- 7月27日(金)
- 2. 漆喰シーサーづくり体験(恩納村)
- 3. 美ら海イノー生きもの観察(恩納村)
※イノー=サンゴ礁に囲まれた浅い海
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- 7月28日(土)
- 4. ゆし豆腐づくり体験(うるま市 平安座島)
- 5. 島の集落あっちい(うるま市 伊計島、浜比嘉島)
※あっちい=歩き。島の集落を歩きながら、地元の方との交流を通じて沖縄の暮らしの知恵や文化を知る
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- 7月29日(日)
- 6. まとめ、振り返りプログラム
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沖縄大会の活動風景(2018年7月26日~7月29日)
壁新聞プログラムでは他クラブの壁新聞を読み、自分が感じた気持ちをシートに書き留め、それをメンバー同士で共有しました。

シーサーの由来、材料となる漆喰についての学習をした後、オリジナルの漆喰シーサーづくりにチャレンジしました。

シーサーづくりの後、講師のニライカナイの皆さんと一緒にカチャーシーを踊りました。

アポガマと呼ばれる大きな洞穴の中で、とてもきれいな色の青い魚などを観察しました。

イノーではクモヒトデやクロナマコなど、たくさんの海の生きものを観察できました。

ゆし豆腐づくり体験では、石臼に大豆と水を入れ、豆を挽く作業も体験しました。

石臼で挽いた大豆の汁を袋に入れ、絞り出された豆乳を煮て、にがりを加えて完成させた出来立ての「ゆし豆腐」を食べました。

島の集落あっちい(歩き)では、伊計島と浜比嘉島に分かれ、地元の方々に沖縄の暮らしの知恵や文化について教わりました。

プログラムに参加してくれたイオン琉球のメンバーと一緒に、与えられた指令の成果を確認し合い、みんなで気付きを共有しました。

夜の振り返りでは、4つの体験プログラムで1番良かったと感じたものが同じメンバー同士で集まり、選んだ理由を共有しました。

今回の沖縄での活動・体験を振り返り、これからの自分の行動目標をそれぞれ考え、メンバー同士で共有、発表をしました。

参加者全員の集合写真

参加者の声
イオン手稲山口店
メンバー
今回の活動を通してこれからの生活を今よりもより良く過ごすための活動でもあったのかなと思いました。
また違う店舗でチームを組んでより楽しく、違う発見ができたと思います。
イオン土崎港店
メンバー
初めて会う人でもたくさん話しかけてもらいました。
次は自分からもっと話しかけていきたいと思います。
生き物もたくさん見つけることができました。触れることができたのもとても良かったです。
イオン東海店
メンバー
最初はぎこちなかったメンバーが、4日間でいろいろなことを一緒にできるくらいまで仲良くなることができ、とても嬉しかったです。
壁新聞の意見を聞いたり、答えたりすることで環境への意識が高まったと思います。日頃から節水したり、節電したりすることを心がけています。
イオン市川妙典店
メンバー
全国大会に参加したことで今の生活を見直したいと思いました。沖縄の生活で勉強したことを今の生活に活かさないといけないと思いました。
そして友達もたくさん作ることができて良かったです。みんなで話し合うことがとても緊張するけど楽しかったです。
イオン苫小牧店
保護者
壁新聞づくり、地区大会、全国大会とステップを踏む中で、たくさんの達成感を味わうことができました。
全国大会でも素晴らしい経験をさせていただき、本当にありがとうございました。
マックスバリュ東北
保護者
自然災害が問題視されている現代、自然環境を守り、仲良く共存していく豊かな世界を子ども達にと願っております。
イオン チアーズクラブはまさしくそのような学びを与えてくれています。
これからも次代を担う青少年の健全な育成に取り組んでいただければと思います。
このたびは貴重な体験をさせていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
イオン佐野新都市店
保護者
イオン チアーズクラブは子どもの成長に良い影響を与えてくれる様々な活動をしてくださるので、メンバーになれて本当に良かったと思っています。
他にも環境や社会貢献に多方面から取り組まれていることも分かり、便利なだけではなく素晴らしい企業だと思いました。
イオン新発田店
保護者
年間を通じてのチアーズクラブの活動に加え、今回は沖縄での全国大会に参加する機会を頂きまして本当にありがとうございました。
喜びも驚きもそして少しの涙もすべてが子ども達への成長につながり、社会性や協調性という集団生活に欠くことができない大切なことを経験させて頂き、心より感謝いたします。
全国大会2018 in 北海道
- 実施期間
- 2018年8月2日(木)~ 8月5日(日)
- 実施場所
- 北海道虻田郡ニセコ町周辺
- 参加地区
- 「イオン チアーズクラブサミット」(年間の活動発表会)で優秀な成績をおさめた西日本地区24クラブ
※東海、近畿、北陸、中四国、九州 - 参加人数
- チアーズクラブメンバー114名
- プログラム
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- 8月2日(木)
- 1. 壁新聞プログラム①
(壁新聞を読む)
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- 8月3日(金)
- 2. くっちゃんウォークラリー(倶知安町)
※倶知安の市街地を歩きながら、地元の子ども達との交流を通じて、自分たちの町にはないもの、倶知安ならではのものを探す。 - 3. 尻別川ラフティング(倶知安町)
※8人乗りのゴムボートに乗って川下り。 - 4. 壁新聞プログラム②
(壁新聞からお互いを学び合う)
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- 8月4日(土)
- 5. 北海道らしい産業「酪農」について学ぶ(ニセコ町 髙橋牧場)
- 6. 「木と暮らす~北海道的木育プログラム~」(ニセコ町)
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- 8月5日(日)
- 7. まとめ、振り返りプログラム
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北海道大会の活動風景(2018年8月2日~8月5日)
壁新聞プログラム①では他クラブの壁新聞を読んで、聞いてみたいと思った質問や良いと思う点を付箋に書き、新聞の上に貼りました。

配布された倶知安の取材マップを見ながら、気になった事項を地元の方々に質問をして、倶知安の市街地を取材をして回りました。

北海道産とうもろこしなどの昼食を食べながら、倶知安の町の人たちと交流を深めました。

尻別川でのラフティング。メンバー達は迫力満点の川下りを大いに楽しみました。

全身びしょ濡れになったものの、グループのメンバーで力を合わせてゴールしました。

壁新聞プログラム②ではメンバーが記者になり、他クラブの新聞を読んで感じた疑問をインタビュー形式で質問し合いました。

ニセコ町にある髙橋牧場で、北海道らしい産業である酪農についてのお話を伺いました。

髙橋牧場の搾りたての新鮮な牛乳を使って、いちごアイスクリーム作り体験をしました。みんなで美味しく食べました。

「木とアイヌの暮らし」の講義を受けた後、各自メノコイタ風(アイヌの人が使っているまな板)のカッティングボードを制作しました。

夜の振り返りでは、間伐をする際に機械を使うか(マシン派)、手作業を行うか(手仕事派)に分かれ、ディスカッションをしました。

プログラムを通して学んだ、取材をするために何が大切だと思うかということを、各自で考え、それを円卓状のシートに書き込みました。

参加者全員の集合写真

参加者の声
イオン岡崎南店
メンバー
倶知安の町の人たちは、ほとんどの人たちが笑って歩いていました。
質問にもとても丁寧に答えてくれました。
倶知安の町がみんな大好きなんだなぁと思いました。とても良い人達ばかりで、私も倶知安が大好きになりました。
イオン高槻店
メンバー
全国大会で住む場所が全く違う人と出会うことができ、初めての友達がたくさんできました。
私は今回でチアーズを卒業するけれど、今回の経験を後輩につなげていきたいです。
体験も初めてのことが多く、とても楽しかったです。
明日からの生活で「全国大会に参加した!」と胸を張って言えるような人間になっていきます。
イオン野々市南店
メンバー
人が違えば注目するポイントも違うということが分かって楽しかったです。
大会中、想定外のことがたくさん起こったし、それに対するDSR(どうにかする力)も身についたと思います。
チアーズとしても、一個人としても自分ではしっかりと活動できたと思います。
イオン綾川店
メンバー
北海道の気候に合わせた暮らしの工夫がたくさんされていて驚きました。
また、酪農体験では夏は緑っぽい牛乳が出ると聞いたことも驚きました。
今回、木の大切さを聞いたのでそのことを考えながら生活していきたいと思います。
イオン春日井店
保護者
イオン チアーズクラブの活動を通して壁新聞を作り、発表をするという経験は今後、必ず役に立つと思いますし、入賞して全国大会で色々な地域の子ども達と出会い、一緒に色々なことを経験させていただけて娘がとても成長したように思いました。
今回、この素晴らしい大会に参加させて頂き、本当にありがとうございました。
イオン奈良店
保護者
ご縁があってイオン チアーズクラブで活動をさせていただいておりますが、環境のこと、ゴミのこと、奈良のことなど、あまり普段は興味がない分野のことでもとても詳しくなりました。
また同年代から上級生、下級生のみんなと活動することにより、人間的にも深みが出るように思います。
この活動が社会貢献活動の一環として行われているというので、とてもありがたいことです。
子どもと親の心に一生残ります。これからもずっと続けていってください。
イオン出雲店
保護者
全国大会に参加ができて満足だという子どもの言葉がすべてだと思います。
過去に上がった意見や積み重ねた経験が生かされ、今大会も大成功をおさめられたと思います。
社会貢献は売上に直結するわけではなく、長い目での将来への投資です。
是非とも続けていって欲しいと思います。
イオンファンがどんどん増えていくのが、イオンファン親子としては喜ばしいことです。
今回大会に携わってくださったすべての方に感謝します。ありがとうございました。
イオン若松店
保護者
イオン チアーズクラブで学習することで、自然の大切さ、物を大切にする気持ちなど、家では教えられない様々なことを体験できているので、本当に素晴らしいと思います。
世界中の子ども達が笑顔になれる日を願って、目の前にある一つ一つのことをしていきたいと思います。