【ボランティア活動報告】自治体やNPOと連携して、イオン従業員による被災地域でのボランティア活動を実施しています。現地のニーズに合わせた中長期的な活動に取り組んでいます。

【東京発】2016年度 第1回 ボランティア活動報告

活動日 2016年6月8日(水)~6月10日(金)東京発
実施場所 福島県南相馬市小高区
参加人数 イオンピープル 31名
活動内容 草刈り、倉庫内の片付け
倉庫の片付け

前日の晴天とは打って変わって、今にも雨が降り出しそうな福島県南相馬市小高区での活動1日目は、個人さま宅の草刈りと倉庫の整理でした。避難生活の中ではなかなか庭の手入れまでは手が回らないことは、想像に難くありません。
倉庫の中には、震災前まで大切に使われたり、しまわれていた家財が置かれていました。
「いつかまた使えるのでは…」と言いながらその家財に触れる家主さまを見るのは、とてもせつなく、苦しいものでした。
家主さまは復興公営住宅にお住まいになることが決まっており、この小高には戻らないという決断をされたそうです。
それでもやはり、長年住み慣れたこのお宅の整理をしたいという家主さまの思いに寄り添い、活動させていただきました。
午後の活動は大雨のため、ボランティアセンターの判断により中止となりました。

小高駅の草取り

活動2日目は、JR常磐線小高駅前の除草作業でした。7月12日(火)に小高区は避難指示解除となり、5年4か月ぶりに原ノ町駅~小高駅が再開します。
住民の皆さんが戻られたときに色とりどりの花が咲く駅でお出迎えできたらという思いから、4月にイオングループの新入社員がシバザクラやミックスフラワーなどを植えました。
それから2か月が経ち、花々といっしょに草も伸びてきてしまいましたので、きれいな花がもっとたくさん元気よく咲くように、草取りをしました。
小高区に戻られる方や小高区を訪れる方に喜んでいただける活動を今後も続けていきたいと思いました。

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