【ボランティア活動報告】自治体やNPOと連携して、イオン従業員による被災地域でのボランティア活動を実施しています。現地のニーズに合わせた中長期的な活動に取り組んでいます。

【東京発】2016年度 第9回 ボランティア活動報告

活動日 2016年11月9日(水)~11月11日(金)東京発
実施場所 福島県南相馬市小高区、鹿島区、原町区
参加人数 イオンピープル 47名
活動内容 玉切り、袋詰め、家具移動、収穫作業手伝い
個人宅作業の様子

1日目は、個人宅の家具の移動と伐採した庭木をトン袋に詰めていく作業でした。
家主さまは今後帰還を予定されているとのことでしたが、お宅の中はほぼ震災当時の状態のままでした。 5年以上の避難生活の間に使用できなくなったすべての家財を外に搬出しました。
また、広い敷地に生い茂った木々が伐採されており、それを業者に運んでもらうためにはトン袋に入れなければなりません。 太いものはチェーンソーで、細いものはノコギリで短く切っていきました。
この日詰めたトン袋は30袋。入りきらない伐採木がまだまだ残ってはいましたが、あと一息のところで翌日のボランティアさんに引き継ぐことになりました。
イオンピープル47名が1日がかりでも終わらなかった作業は、家主さまご家族だけの力では到底終わりの見えないものだったと思います。喜んで下さる家主さまの様子に、この日の疲れも消えていくようでした。

収穫手つだい

2日目は、第7回ボランティアでも伺ったガーデンハックルベリーの収穫のお手伝いでした。
大雨だったこの日は、枝ごと刈り取ったものから実を外していく作業になりました。
若い実には毒が含まれているとのことでしたので、初めは恐る恐る収穫していましたが、見分け方と取るコツを覚え、ほんの少しではありますが、お役に立つことはできたのではないかと思います。

このツアーをもって、2016年度の現地ボランティアツアーは終了です。
しかし、震災から5年8か月が経った現在も、復興が進んでいない部分があります。
イオンピープルは力を合わせ、現地で、また各地で、それぞれができることを続けてまいります。

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