「高知県西南端柏島・島が丸ごと博物館(ミュージアム)」持続可能な里海づくり
NPO法人 黒潮実感センター(高知県)
温帯域にありながら熱帯・亜熱帯域を凌ぐほどの生物多様性の宝庫である高知県柏島。暖流黒潮の影響を強く受ける周辺海域は造礁サンゴや藻場が広がり、生息する魚種は国内最多の1,000種を超えている。このプロジェクトは、高知県西南端にある柏島において、豊かな自然と、そこに住む人の暮らしとを「島がまるごと博物館(ミュージアム)」と捉え、海と人とが育みあう持続可能な里海モデルの創出を目指す活動である。多様なステークホルダーが漁業や観光の視点から生物多様性に取り組み、保全と利活用の両立を実現している。