English

Topics

2016/06/13
国際生物多様性の日に ‐生物多様性の主流化とThe MIDORI Prize 2016 ‐

INTERNATIONAL DAY FOR BIOLOGICAL DIVERSITY毎年5月22日は、国連が定めた「国際生物多様性の日」です。

 

今年のテーマは「生物多様性の主流化:人々や暮らしの支え(Mainstreaming Biodiversity: Sustaining People and their Livelihoods)」。

 

生物多様性は生命と生態系サービスの基盤であり、人々の暮らしや、様々な地域における農林水産業やツーリズム等、経済セクターを含むあらゆる分野の活動の持続可能な発展を支えています。生物多様性の損失に歯止めをかけることで、人々の生命、その暮らしと福利が守られるのです。

 

● 5月21日には、国連大学において環境省主催の記念シンポジウムも開催されるなど、日本においても「生物多様性の主流化」に向けて、様々な活動が行われています。

環境省主催「国際生物多様性の日シンポジウム -生物多様性の主流化 人々と暮らしを支える森里川海」
国連生物多様性の10年日本委員会 ( U N D B - J ) facebook
https://www.facebook.com/UNDBJ/posts/916266345157770

 

2016年12月4日~17日、メキシコのカンクンで開催される生物多様性条約第13回締約国会議(CBD COP13)においても、本年のテーマに関連の深い、あらゆるセクターにわたる「生物多様性の主流化」についての重点的な話し合いが行われます。

 

本年第4回を迎える「The MIDORI Prize for Biodiversity 2016(第4回生物多様性みどり賞)」もまた、「生物多様性の主流化」への貢献を目指しています。

 

本賞が、生物多様性の保全と持続可能な利用に顕著な貢献のあった方々を顕彰し、その活動・業績をひろく紹介することによって、「私たちの暮らしや生命がどのようにして生物多様性に支えられているのか」「私たちはこれからのライフスタイルをどのようなものにしていくか」を、あらためて問い直す機会のひとつになればと考えています。

 

本賞にご後援をいただいております環境省自然環境局生物多様性施策推進室長の西山理行様より、国際生物多様性の日に寄せて「生物多様性の主流化とThe MIDORI Prize 2016」について次のようなメッセージをいただきました。
「5月に富山で開催されたG7環境大臣会合において、生物多様性を主流化するために経済的アプローチの有用性の認識と推進が、コミュニケに盛り込まれました。2011年から2020年までの「生物多様性の10年」も中間点を折り返し、私たちは、生物多様性の主流化に関して、より実効性のある施策を進めていかなければなりません。本賞を通じて、生物多様性の保全と持続可能な利用に貢献されている方々の活動を多くの皆様に知って頂くことにより、生物多様性の主流化が更に推進されることを期待しています。」

 

生物多様性の主流化に向け、本賞では多様な分野から候補者のご推薦をお待ちしています。

 

ご応募はこちらから

 

参考サイト: https://www.cbd.int/idb/2016/ (生物多様性条約事務局)

 

 

English