English

リレーコメント

様々な分野で活躍される方々に対し、生物多様性に関わる質問をひとつなげかけ、
ブレインストーミング的にリレーで回答していただくコーナーです。

最新コメント一覧

  • 2014/09/03 最近、自然を感じた食べ物 (6) 最近、自然を感じた食べ物

    道家哲平
     2歳をすぎた娘の好物に「切り干し大根」がある。野菜を残そうとする娘にも、これは例外らしく、ぱくぱく頬張る。切り干し大根は、冬に収穫された大根を薄く切って、冬場の乾燥する時期に、天日にさらして乾燥させてつくる太陽と風の恵だ。東京でも居酒屋やお惣菜屋で普通に...
  • 2014/07/25 最近、自然を感じた食べ物 (5) 最近、自然を感じた食べ物

    遠藤 立
    昨年の春、西インド洋に浮かぶ島国・セーシェル共和国を訪れました。この国は、固有の珍しい動植物が生息し、世界最大のヤシの実をつけるフタゴヤシが自生するプララン島のヴァレ・ド・メ国立公園と、世界最大級のゾウガメの生息地のアルダブラ環礁が、UNESCOの世界自然...
  • 2014/07/18 最近、自然を感じた食べ物 (4) 最近、自然を感じた食べ物

    竹本徳子
    「自然を感じる食べ物」ってなんだろうと考えていた矢先、株式会社デイツの野菜ソムリエ・上西智子さんから、「野菜de健康教室」のご案内を頂いた。今回は朝採りトウモロコシの食べ比べとのこと。実は関東でトウモロコシが旬といえるのは6月~7月の数週間。収穫してから2...
  • 2014/06/27 最近、自然を感じた食べ物 (3) 最近、自然を感じた食べ物

    高橋俊守
    5月の連休に思い立って、栃木県鹿沼市にある古峯神社に家族で出かけた。古峯神社は、千年以上の歴史を有し、日光を開山した勝道上人が修行をしたとされる由緒ある古社である。ここでは、参拝のあと清々しい気持ちで、直来をいただくことができる。直来とは、御神酒と神饌料理...
  • 2014/06/16 最近、自然を感じた食べ物 (2) 最近、自然を感じた食べ物

    青木陽子
    英国に「チャード」と呼ばれるおおぶりのホウレンソウのような葉もの野菜がある。日本でもフダンソウという名でごくたまに見かけるが、傷むのがはやいからか、英国でもスーパーなどでは稀にしか見かけない。 シュウ酸が多く下茹でしてアク抜きをしないとならないが、柔ら...
  • 2014/05/16 最近、自然を感じた食べ物 (1) 最近、自然を感じた食べ物

    香坂 玲
     能登半島の在来品種の三階ネギの収穫を見学させていただいた時のことだ。土のなかから取れたてのネギを一皮をむいて、「甘いから食べてみて」農家の方が差し出してくれた。本当にサラダのようで甘い。土まで優しいと言われる能登半島を体現したようなネギだ。香川出身の学生...
  • 2013/11/11 生物多様性に興味をもったきっかけ (4) 生物多様性に興味を持ったきっかけ

    フアン・カルロス・カスティーリャ
    私は生物多様性に2つの側面から関心を抱いた。ひとつめは、多毛類(海洋虫)の分類学者であった若い頃の経歴に遡る。 生きている海洋虫(化石でないもの)の種類が12000種以上あるということは私にとって大きな驚きだった。海洋虫の生物多様性は数の上で甚大なだけ...
  • 2013/09/30 生物多様性に興味をもったきっかけ (3) 生物多様性に興味を持ったきっかけ

    ロドリゴ・ガメス=ロボ
    子供というのは生まれながらの探求者でありナチュラリストである。このことには、科学者も教育者も同意するところだ。また我々人類は、生まれながらにして自然に魅力を感じている。これこそまさに、かつて一人の子どもであった 私の個人的な認識である。   ...
  • 2013/09/09 生物多様性に興味をもったきっかけ (2) 生物多様性に興味をもったきっかけ

    ボ・クイ
    森の中で鳥を見ていたことは、私の少年時代の初めての思い出のひとつである。村にあった森は、私にとって自然界の不思議にあふれる場所であった。私は食べられる果実のなる木をよく知っていたし、鳥に餌を与える木がどれなのかもよく知っていた。蜂に刺されたり、ムカデやサソ...
  • 2013/08/29 生物多様性に興味をもったきっかけ (1) 生物多様性に興味をもったきっかけ

    岩槻邦男
    終戦直後、奥丹波の山村で、設立直後ですべてが試行錯誤の状態にあった新制中学校に入学し、生徒の立場でクラブ活動つくりに携わった。そこで、地域に生きる生き物の多様性にかかわる活動を始め、結局それが後に生物学を専攻する道につながった。    わ...
  • 2013/08/05 グリーン・ウェイブ・イニシアティブ: (7) グリーン・ウェイブへのご招待

    ニール・プラット
    グリーン・ウェイブは、子供たちとユース、その両親、先生、そして友人たちを対象として、生物多様性についての学びとその保護活動の実施を支援する世界規模のプロジェクトです。このプロジェクトには、2008年以降、70ヶ国以上から6000を超えるグループと学校が参加...
  • 2013/07/01 グリーン・ウェイブ・イニシアティブ: (6) グリーン・ウェイブで訪れた国で印象的だったこと

    アデ・ラスタンディ
    私は2010年にオイスカのプロジェクトの一つである「子供の森」計画(以下CFP)の活動の一環として2010年からグリーンウェイブに参加しています。私たちのCFPコーディネーターに、「このグリーンウェイブは地球上の生物多様性を保全し再生を助ける取組みです。」...
  • 2013/05/17 グリーン・ウェイブ・イニシアティブ: (5) グリーン・ウェイブで訪れた国で印象的だったこと

    ラジャット・アグラワル
      僕は2012年の春に、日本の東北地方で実施されたオイスカとイオン共催のグリーンウェイブに参加しました。   その活動で日本 の森を訪れたとき、自然と人間がどのように強くつながりを持っていたかを学びました。また、日本人は昔か...
  • 2013/04/30 グリーン・ウェイブ・イニシアティブ: (4) グリーン・ウェイブで訪れた国で印象的だったこと

    永石安明
    オイスカでは「子供の森」計画の活動として2009年からグリーンウェイブに取り組み、これまで世界18カ国、2万4千人が参加して参りました。こうした活動を実施する際、我々はその活動と意識をいかに現地に浸透させるかという点に重きを置いています。 例えば、森林...
  • 2012/10/16 グリーン・ウェイブ・イニシアティブ: (3) グリーン・ウェイブで訪れた国で印象的だったこと

    ホセ・F・ゴンザレス=マヤ
    私は仕事の一環としてラテンアメリカで保全活動に従事していますが、こうした活動においては地域の人々との協働が必要であると常々思ってきました。つまるところ保全とは、生態学・生物学といった科学のバックグラウンドを持つ社会科学に他ならないからです。 コロンビアのシ...
  • 2012/08/31 グリーン・ウェイブ・イニシアティブ: (2) グリーン・ウェイブで訪れた国で印象的だったこと

    ジャン・シッパー
    私がシェラ海洋研究所(the Sierra to Sea Institute)のメンバー、1000 Days for the Planet(地球のための1000日間)のプロジェクト・チームとともに、コスタリカの内陸部と海洋を訪れた際、そこに棲息する捕食動物...
  • 2012/06/21 グリーン・ウェイブ・イニシアティブ: (1) グリーン・ウェイブで訪れた国で印象的だったこと

    ジャン・ルミール
    ミッション「1000 Days for the Planet(1000日航海プロジェクト)」の一環として、ハワイ北西部パパハナウモクアケア海洋国家遺産の一部であるミッドウェー環礁を訪れる機会がありました。そこでは数百組のコアホウドリのつがいが6.2 km2...
English