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お客さまの幸福感を追求する、真のグローバルリテイラーへ 取締役 兼 代表執行役社長 グループCEO 岡田元也

 私たちはいつの時代も、「お客さまを原点に平和を追求し、人間を尊重し、地域社会に貢献する」というゆるぎない基本理念のもと、「お客さま第一」の姿勢を貫いてきました。時代のニーズや環境変化に合わせ、リスクを恐れることなく挑戦する、この変革への挑戦こそ創業より受け継いできたイオンの企業風土です。


 今、世界では地政学的なリスクや人口動態の変化、さらにはITをはじめとする技術革新により、これまでの常識では考えられなかったようなスピードで、非常に大きな環境変化が生じています。こうした変化によりお客さまにおいても、単なる物質的な充足にとどまらず、精神的な心の満足に価値を見出すようになるなど、小売業を取り巻く経営環境も激変しています。この激動の時代だからこそ、私たちは数年先ではなく、より長期的な視点に立ったグループ経営の在り方を考えなければなりません。将来起こりうるさまざまな変化を予測し、真に生活者の“幸福感”を実現するグループへとトランスフォーム(変容)していきます。それぞれの地域・事業におけるNo.1企業の集合体へと革新を図ることで、イオンは2025年には世界の小売業トップ10として、名実ともにグローバルリテイラーとなることを目指します。


 「心身ともに健やかでありたい」「地域に根ざして心穏やかにくらしたい」というニーズが高まる一方、地域社会に目を転じると環境破壊や、労働者不足の問題、経済的な地域格差など、さまざまな課題を抱えており、課題解決に向け企業の果たす役割の重要性はますます高まっています。こうしたお客さまや地域社会が抱く期待に応えるべく、イオンはこれまでも地球規模の課題解決に向けグループ一体となって取り組んできました。
イオンは21世紀を見据え、1989年、イオングループ1%クラブ※1を、翌1990年にはイオングループ環境財団※2を設立。長期的な視点に立ち、企業市民として環境・社会貢献活動に取り組み、今日に至るまで継続しています。さらに、農産物や水産物など生き物の恵みなしには事業活動は成り立たないとの認識のもと、生態系を健全に守る取り組みについても、イオンは業界に先駆けて率先して取り組んできました。2010年に「イオン生物多様性方針」を策定し、自然の恵みや資源を守り、維持すべく、生態系の保全にさまざまな形で取り組むことを発表。2011年には「イオンサステナビリティ基本方針」を策定、その取り組みを一層強化すべく2017年4月には「イオン持続可能な調達方針」と目標を発表し、自然・生態系・社会と調和がとれ、持続可能で国際的な基準に則った調達を行うことを表明しています。


 地球の未来は、私たち一人ひとりの意志とアクションにかかっています。心身の健やかさや心の豊かさといった「ヘルス&ウエルネス」の概念は、今や私たちに欠かせない要素であり、「健康」なくして幸福感の実現は成し遂げられません。お客さまのいのちとくらしを守ることがイオンの責務であるというゆるぎない決意のもと、イオンはこの「ヘルス&ウエルネス」領域におけるリーディングカンパニーとして、生活文化の提案をはじめとする新たな価値創造を追求します。
そして、企業の成長と社会の発展の両輪を同時に達成しながら、長期的、持続的な視野に立ち、豊かな未来の創造に全力で取り組んでいきます。


※1 現 公益財団法人イオンワンパーセントクラブ
※2 現 公益財団法人イオン環境財団