※受賞者のプロフィールは受賞当時のものとなります。
過去20年間、あらゆる生命体をDNA情報に基づき、適切な生物種に識別する「DNAバーコード」という革新的な手法の開発に取り組んできた。同コードに関する国際事業共同体を設立し生物多様性の理解に革命をもたらす研究体制を構築した。ライブラリに蓄積された生物多様性に関する情報は、1千万件以上に上り、こうした取り組みは、生物多様性の保全や生物多様性のモニタリングの一助となり、生物多様性をより身近なものとした。
受賞者詳細
ポール・エベール氏 CV(履歴書:英文)
ポール・エベール氏からの受賞メッセージ
COP10への参加や国際ユース会議などを通じ、同じビジョンを持つ若者たちに出会う。これを契機にクリスチャン・シュヴァルツァー氏(ドイツ 1986年生まれ)とともに、自然と共生する未来創りと若者とその組織のエンパワーメントを目的とした国際的な組織であるGYBNを創設。GYBNの一員として、能力開発やユースのエンパワーメントプログラムの指導を通じ数多くの若いリーダーや若者主導のイニシアティブを生み出し、愛知目標や条約の実施に貢献した。現在では、145カ国からなる551のユースグループや組織、活動にまで成長し、政策立案やプロジェクトの実施、生物多様性に関する意識向上などに関して互いに協力し合いながら様々な問題解決に向け、国境を越えた活動を展開している。
受賞者詳細
メリーナ・サキヤマ氏 CV(履歴書:英文)
メリーナ・サキヤマ氏からの受賞メッセージ
環境問題を解決しながら、ジェンダー平等を目指す環境活動団体を2007年に設立。「地球規模で考え、地域で行動しよう」を体現するため、地域社会を巻き込み、種子や苗の収集、苗床開発森林パトロールの組織化を図り、森林保全と再生に取り組む。養蜂業に関するイニシアティブは女性の雇用機会の創出及び持続可能な収入源を地域社会にもたらすとともに、森林火災削減に対する取り組みも行っている。森林地域の居住者の啓発のための環境教育の実践、大規模な森林再生や養蜂協同組合の組織化による能力開発にも取り組んでいる。
受賞者詳細
ウィルシー・エマニュエル・ビニュイ氏 CV(履歴書:英文)
ウィルシー・エマニュエル・ビニュイ氏からの受賞メッセージ