2012年 The MIDORI Prize for Biodiversity 受賞者
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- フアン・カルロス・カスティーリャ
- チリ
チリ カトリカ大学生態学部 教授
- 南米における海洋生態学のパイオニア。生物多様性の保全と持続可能な利用を促す国の政策に関わり、政府と沿岸・漁業コミュニティの連携による小規模海洋保護区の共同管理が、コミュニティの持続的な発展、グリーンエコノミーの形成に貢献可能であることを示した。
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- ロドリゴ・ガメス=ロボ
- コスタリカ
コスタリカ生物多様性研究所(インビオ)代表
- メガダイバーシティの国 コスタリカにおいてインビオを設立、主導。インベントリー作成、環境教育、生物資源調査、政策・法規制、土地利用管理・技術支援、能力開発、エコツーリズム等、様々な活動分野で生物多様性の保全と持続可能な利用の成功例を世界に示した。
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- ボ・クイ
- ベトナム
ベトナム国家大学ハノイ校自然資源管理・環境研究センター名誉総長
- ベトナム戦争で疲弊した国土を再び緑化するため、住民主体の環境活動を推進し、国家環境戦略に大きく寄与したことから「ベトナム環境保護の父」と呼ばれている。環境保全・修復の模範を示し、人為的に破壊された自然の再生が可能であるという美しい希望を与えた。