人権教育

人権研修

2020年度は、グルーブ共通の取り組みとして、各社の役員と全従業貝を対象にした人権研修を実施しました。人権問題が身近なもので日常生活の中にあることを認識させ、日々の行動に結び付けられるよう研修内容にはパワーハラスメントやセクシュアルハラスメントなど、具体的な事例や最新の動向・話題を取り入れ、2020年度は、のべ36万9千人が受講しました。
  1. 人権啓発推進委員会(半期に1回開催)
    イオンにおける人権啓発の方向性、課題、年度の取り組みなどの審議・決定・評価を行う委員会で、グループ各社の推進責任者研修を実施
  2. 人権啓発推進学習会(半期に1回開催)
    グループ各社の人権啓発推進員、推進担当者を対象にした、イオンとしての人権啓発推進の方向性の共有・理解促進及び研修
  3. 人権カレッジ(年に4回)
    年間を通し、人権の基礎を体系的に学ぶカリキュラム設定。グループ各社からの選任者、人権啓発推進員・推進担当者が受講対象
  4. 人権推進リーダー・理念研修(年間10日程度)
    人権啓発室と企業倫理チームが連携し、自社で人権や理念教育について中心となって推進するリーダーを育成

ダイバーシティ研修の実施̶“ダイ満足”カレッジ

ダイバーシティ&インクルージョンを推進する上で各社が共通に抱える課題を解決するために、ダイバーシティ研修を実施しています。2020年度は全ての活動をオンライン化し、グループ横断的な学びと交流の機会という強みがより発揮できるようになりました。

イオンの“ダイ満足”

女性活躍推進 階層別研修

  • 女性管理職候補(管理職一歩手前)研修:これまで約815人受講。
    キャリアアップ意欲を高め、自身のリーダーシップのスタイルを磨き、管理職として活躍する女性の育成を目的に実施。管理職候補の母集団の拡大につなげる。
  • 女性管理職向け研修 これまで約150人受講。
    対話型マネジメント研修を通じて部下との信頼関係を築くコーチングスキルを習得し、マネジメント力の向上によりチームの成果を高めています。将来のグループ企業幹部を目指すとともに、ロールモデルとして後進の育成を担うことを目指しています。

多様な人材活躍推進 イオン障がい者活躍研修

行動規範教育・研修

企業倫理推進の柱となる「イオン行動規範」の共有・共感活動において、「イオン役員コンプライアンス研修」「幹部社員行動規範研修」「一般社員行動規範研修」「入社時研修」の4つをメインに実施しています。このほか、各登用試験の課題項目や登用時の研修の中に、行動規範の内容やカリキュラムを盛り込んでいます。

従業員の成長を支える教育制度を整備

イオンには、「教育は最大の福祉」という考え方があります。この言葉には、給与や福利厚生だけではなく、教育こそが従業員の人生を豊かにするという想いが込められています。こうした考えのもと、従業員の向上心に応え、成長を支える各種教育制度を整備しています。また、年に2回、業務実績・課題の振り返りや将来の希望などを上司と話し合う面談の場を設け、個人の業績やキャリアを定期的に評価しています。