第101期定時株主総会
株主さまからいただいた主なご質問・ご意見への回答

※株主の皆さまから事前にいただいたご質問・ご意見と株主総会開催中に本会場及びインターネットでお寄せいただいたご質問・ご意見の中から、多くの株主さまにとってご関心が高いと思われるものを中心に回答をさせていただきます。

イオンラウンジについては、飲料提供の充実、また事前予約制により予約が取りづらく、特に休日は利用しにくい状況となっているため、予約制度の見直しや座席数の拡充など、利便性向上を希望します。

飲食メニューの充実につきましては、昨年11月よりフリードリンクサービスとし、本年3月からはトップバリュの提供を始めました。また、混雑緩和に向けて増席・増床を実施しており、ラウンジ未設置地域での新設も検討しています。「予約システム」につきましては、「予約なしでもラウンジを利用したい」というご要望に対し、昨年度にシステム改修を実施し、当日に座席の空きがある場合には、予約なしでも店頭受付枠として当日予約の追加対応が可能となっております。今後は座席数のさらなる拡大により混雑率の低減を進めるとともに、利用者のご意見を踏まえながら提供商品の充実や運営改善を行い、より快適で利用しやすい環境整備に努めてまいります。

直近の株価高値圏からの大幅下落に関してどのように感じているか?対策は検討しているか?

株価については、中東情勢などの地政学リスクや国内消費の先行き不透明感に加え、資金がAI・半導体関連銘柄へ集中している市場環境の影響を受けています。しかしながら、当社としては株価低迷の要因を外部環境だけでなく、自社の業績に対する市場評価にもあると認識しています。第101期(2026年2月期)の業績は増収増益・過去最高益を更新した一方で、下期以降小売事業の業績が市場の期待に十分応えられていないことが影響していると考えています。今後は中期経営計画に基づく施策を着実に実行し、業績向上と持続的な成長を実現することで企業価値を高め、株価の回復と株主価値の向上につなげてまいります。

イオンオーナーズクラブについて家族名義のカードも登録できるようにして欲しい。主にオーナーズカードを使っている妻がカードでしか利用できない状況で利便性に欠いている。

オーナーズカードについては、2023年より、iAEONに登録して、アプリ上の会員コードとして提示できる機能を実装しておりますが、現状は家族カードの登録ができません。利便性向上に向けて、多少お時間を要しますが、家族カードの登録ができるようシステム改修を進めてまいります。

AEON Pay、iAEON、お買物アプリなど類似機能を持つアプリが多く、役割の違いが分かりづらいため、アプリや機能の集約による利便性向上を希望。

iAEONは、会員・購買・クーポン・ポイント等を統合したグループのトータルアプリ、AEON Payは決済に特化したアプリとして、それぞれ役割を分けて提供しております。今後は、両アプリの役割分担を踏まえつつ、iAEONへの集約・連携を進めるとともに、共通IDにより各サービスへシームレスにログイン・利用いただける環境を整備し、より分かりやすく利便性の高いサービス提供に努めてまいります。2024年にはiAEONとお買物アプリの連携を強化し、アプリ間を簡単に切り替えられる機能を導入しました。また、買い物支援機能や決済機能の拡充も実施しています。今後もサービス連携の強化や機能拡充を進めるとともに、アプリの集約・一本化についても検討し、より分かりやすく使いやすい利用環境の実現を目指してまいります。

スーパーマーケットの中には時が止まっている店舗があります。イオンモールの方がリニューアルが頻繁に行われているように感じます。リニューアルはどのような基準で決まるのですか。

ご指摘の通り、店舗毎に設備や売場の状況に差があることは当社としても認識しており、お客さまに快適にお過ごしいただくため、継続的に改装やリニューアルをすることが重要と考えています。改装の実施については、建物や設備の老朽化の状況に加え、商圏の変化やお客さまのニーズ、売上動向等を総合的に勘案し、優先順位をつけて計画的に進めております。その中で、単に店舗を修繕するだけにとどまらず、お客さまのライフスタイルに沿った売場へ転換すべく、新たな商品領域や成長カテゴリーを強化した売場(専門店モデル)の導入、快適に過ごしていただける館内の環境刷新、テナントの再編等を進めております。

社外取締役の在任期間について、過去の取締役と比べても非常に長くなっているが、独立性に関して、イオンとしては在任期間はどれくらいが望ましいと考えているか。

委員会設置会社として過半数の社外取締役を必要とし、候補者確保に努めてきた。今の社外取締役の方々は、委員会設置会社における経営の確立に貢献されてきた方ばかりで、引き続きお願いをしている。任期については無期限というわけではなく、新たな人材を迎えることも視野に入れ、取締役会の一層の充実に注力する。

ベトナムをはじめとする海外進出戦略についての詳細、ベトナム以外のアセアンについても教えてほしい。

ベトナムではイオングループ11社が展開している。過去5年間で前中計から2.5倍成長を実現した。今後5年で3倍の規模を目指す。アセアンはマレーシア、インドネシアとカンボジアを重点的に取り組んでおり、金融、エンタメ等、マルチフォーマットで展開を進めている。中国は内陸に資本を集中し、投資配分を見極めながら進めていく。

中国において、内陸で開店した2店舗および中国の電気自動車の日本での販売について、業績はどうなのか、お伺いしたい。

中国経済は厳しいが、イオンは30年以上地域密着・顧客第一の経営を継続して支持を得てきており、新店は安全面でご好評いただいている。なお、中国の電気自動車の販売に関してはショッピングセンター内の販売業者が販売しているということであって、イオンは販売していない。

iAEONの支払い紐付けカードの切り替えが1日一回しかできなく不便。登録済みのカードなら簡単に切り替えるようにしてほしい。

昨年来、強制広告の停止、会員コードのトップ画面表示と改善してきた、今年度内にさらなる改善を予定しており、カードの切り替えを簡便にするべきお声も踏まえ改善について検討を進めていきたい。

セルフレジではない、有人レジを増やせないか。

会社での基準の中で、レジ台数、人員の配置を決めているが、お客さまに寄り添った対応をして、心地よくお買い物いただくという目的のもと、有人レジ、サポートレジについてあるべき最適な配分を検討したい。

中小受託取引適正化法、 特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律への取組みについて、監査委員会ではどのような観点から監査しているのか監査委員からお伺いしたい。

監査委員会はコンプライアンス違反を重大課題として監査している。経営監査室において内部監査した結果の報告を受け追加監査を実施。中小受託取引適正化法など対応できる内部統制整備状況を把握・モニタリングし助言している。

国内モール空きテナントについて、SNSでもとりあげられているが、対策についてお伺いしたい。

空きテナント対策として、行政サービス導入や地域の方々が集まる憩いの場など生活インフラ機能を持つテナントの導入を拡充するなど、入替と新規誘致を進めている。時間は要するが改善に努める。

IRコンテンツ全リスト