社長からのメッセージ

NEW NORMAL, NEW AEON
時代の変化に対応し、より良い社会づくりに貢献します。

危機をチャンスとして捉え変革へ

 新型コロナウイルス感染症の流行は、世界各地で毎日のくらしを根本から変えています。
 個人の意識や生活、そしてグローバルな経済環境に与えたインパクトは戦後最大といわれています。イオンの歴史はこのような危機的な変化に対応し、自らを変革し成長へと結びつけてきた歴史です。前身の岡田屋時代における戦後からの再建、オイルショック、大規模地震や豪雨・台風による風水害など多発する自然災害禍においても、地域のくらしを守るために事業を継続する仕組みを整えてきました。さらに、多様な事業ポートフォリオ、アジア全体に広がるネットワークを互いに補完させることで、社会的・経済的危機への強みを発揮しています。コロナ禍においても危機をチャンスとして捉え、自らを変革しスピード感をもって対応してまいります。

日々のくらしを、新しい日常を、地域の皆さまと一緒に守りたい

 感染症が拡大するなか、くらしを支えるライフラインとして小売業の使命を全うするため、中国・武漢をはじめ、アジア各地、日本国内において、GMSやスーパーマーケットの営業を継続してきました。感染症対策と事業継続の両立には、地域の皆さまとイオンが“ワンチーム”となって地域社会を守っていく姿勢が重要であると考えています。同時に、科学的な根拠に基づいた「イオン新型コロナウイルス防疫プロトコル」を策定し、お客さま、従業員、イオンに関わるすべての方々の安全を担保すべく取り組んでいます。感染症の影響は長期化が予想されますが、強い意志のもと安全対策を徹底し防疫に取り組むことで、この未曾有の危機を乗り越えたいと考えています。

新たな小売りのかたちの実現とよりよい社会づくり

 世の中の買い物に対する意識と行動は大きく変わりました。オンラインショッピングの広がりや健康意識の高まり、テレワークの普及、内食需要の拡大など、様々な変化がみられます。新型コロナウイルスが収束しても継続される変化は「ニューノーマル=新常態」と定義されますが、イオンはこれらの変化に迅速に適応し、より良い商品・サービスを提供してまいります。需要が急拡大するネットスーパーにおいては、配達能力の引き上げとともに、「クリック&コレクト」など利便性の向上にも取り組んでいきます。さらには、売場のデジタル化やキャッシュレス化の推進による快適なお買い物スタイルの提供など、グループの総合力を活かし、リアルとデジタルの融合を図った「デジタルシフト」を加速してまいります。加えて、健康を意識した商品・サービスの拡充など、時代のニーズにマッチした取り組みをこれまで以上に強化していきます。テレワークが定着し、都心一極集中から地方への分散が進み地方の存在価値が高まることで、推進してきた「リージョナルシフト」の重要性も益々高まると考えています。

 イオンは、アフターコロナの社会を見据え、既存の価値観にとらわれることなく新たな小売のかたちを実現することで、より良い社会づくりに貢献してまいります。

2020年10月イオン株式会社 取締役 兼 代表執行役社長 吉田昭夫

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