イオン森の循環プログラム
イオンは2013年11月に植樹本数が累計1,000万本を超えたことを機に、「植える」「育てる」「活かす」活動として「森の循環プログラム」をスタートしました。
「イオンの植樹25周年」では、同プログラムに基づき、森の循環がもたらす自然の恵みを私たちのくらしに役立てるためさまざまな取り組みをおこないます。
植える
地域のため、未来のために、次の1,000万本に向けて木を植え続けていきます
育てる
森を育て、森の循環がもたらす恵みによって、人々のくらしを豊かにすることを目指します
活かす
適切に管理された森から生産された木材を、商品原料や店舗の資材に活用していきます
植える
イオンふるさとの森づくり
新しくできる店舗が、地域のコミュニティの場となるように、そして緑を育む心が、地域の人々にも広がっていくように。そんな想いを込めて、イオンの新しい店舗がオープンする際に、お客さまとともに店舗の敷地内に植樹をしています。
(公財)イオン環境財団による植樹
イオン環境財団は、各国政府や地方自治体と協力し、自然災害などで荒廃した森を再生させることを目的として、日本はもとよりアジアを中心とした世界各地で植樹を行っています。
イオン東北復興ふるさとの森づくり
イオンは津波によって失われた被災地域の緑を取り戻すために自治体やNPOと協力して、10年に渡って30万本を植樹する「イオン東北復興ふるさとの森づくり」植樹を行っています。
育てる
植栽帯の清掃・除草・施肥作業
イオンは店舗周辺の街並みの美化に積極的に取り組んでいます。1991年から実施している「クリーン&グリーン活動」は、従業員がボランティアで店舗付近の公園や河川敷、公共施設などを清掃する取り組みで、2001年からは毎月11日の「イオン・デー」に実施しています。
2014年度からは同活動の一環として、「イオン ふるさとの森」で植えた木々の植栽帯内の清掃や除草をおこなっています。今後も将来にわたって愛される森づくりを目指します。
活かす
木質材料を活用した事業所内保育所やFSC®認証コンビニエンスストアを展開
ミニストップ(株)は、国産FSC®認証材を使用した店舗を2009年に出店、商業施設としては日本で初めてFSC®認証を取得しました。
以降、鉄骨材に比べ経済合理性と環境配慮を両立できることから、木造の標準規格として拡大しています。2024年2月時点、同認証木材を使用している店舗数はのべ288店舗にのぼります。
イオンの従業員、イオンモール内で働く専門店の従業員、地域の方々が安心して仕事と子育ての両立ができるよう、グループ事業所内も保育施設「イオンゆめみらい保育園」を設置していますが、保育園で園児が日々使う机や椅子には、環境に配慮し調達されたFSC®認証木材を使用し、同認証木材の利用を推進しています。
(写真:“木質”材料家具イメージ)
FSC®認証材を使用した商品の開発
イオンは生物多様性の保全と、森林資源の持続的な利用を目指し、FSC®認証紙を使用したノートなどを2008年から販売しています。
また2011年からは、値札やタグといった使用頻度の高い副資材に、同認証の資材を使用しています。
2015年には「トップバリュ」商品の包装資材に初めて同認証紙を使用しました。
今後もFSC®認証商品の開発に積極的に取り組みます。