イオン生物多様性方針
時代認識 (生物多様性に対する危機感)
私たちの生活は、多くの自然の恵みに支えられています。その源である「生物多様性」は、世界中で失われつつあると言われています。生物多様性を損なえば、食料問題や水問題など、私たちの生活に大きな影響を与えます。
私たちはこの認識のもと、持続可能な社会のために必要な生物多様性の保全を目指し、「生物多様性方針」を策定しました。
基本方針
事業活動全体における、生態系への影響を把握し、お客さまや行政、NGOなどステークホルダーの皆さまと連携しながら、その影響の低減と保全活動を積極的に推進します。
わたしたちは、「生態系」について事業活動を通じ
- 「めぐみ」と「いたみ」を自覚します。
- 「まもる」「そだてる」ための活動を実行します。
- 活動内容をお知らせします。
行動指針
商品
持続可能性に配慮し資源管理された生鮮品やそれらの加工品についての目標を設定し、取引先さまと共有しながら、仕入れ・販売活動を行い、お客さまにその情報を発信します。
- 持続可能性に配慮した生物資源の認証(MSC、ASC、FSC®など)された商品を積極的に取り扱い、情報を発信します。
- 環境負荷の低い「トップバリュ グリーンアイ」農・水・畜産物の開発、販売を継続して取り組みます。
- 農産物の地方品種の保存、普及を「フードアルチザン(食の匠)」などによりお手伝いします。
店舗
継続して店舗出店時の植樹活動をお客さまと推進するとともに、店舗の環境負荷を減少させるエコストアの開発をすすめます。
- 建設資材のグリーン購入を更に推進します。
- 店舗開設時の生物多様性評価を実施し、負荷の軽減を図ります。
- 従来型店舗に比べC02排出量30%削減と、生態系保全と創出に配慮した店舗開発を目指します。
お客さまとともに
植樹活動などを通じて環境意識をみなさまと共有し学習してまいります。
- 店舗等の「イオンふるさとの森づくり」を積極的に推進し、森の重要性を伝えていきます。
-
国内外における森の再生の植樹活動に積極的に参加します。
- 全従業員の生物多様性に関する意識を高め、保全活動へ自主的に参加する従業員を育成するとともに、地域のお客さまと環境意識を共有します。