フェアトレード
それは、お客さまの声で始まりました。
2002年にお客さまから「日常生活を国際貢献と結びつけるパイプ役になって欲しい」との要望をいただいたのが始まりです。お客さまを主役に、イオンだからこそできる国際貢献の形として取組んだものが「フェアトレード」です。
フェアトレードとは?
フェアトレードは、途上国などの立場の弱い生産者に、寄付ではなく、商品を適正な価格で継続して買い取ることで、生産者が自立できるように支援する貿易の仕組みです。
適正な価格で買い取った商品をイオンが販売し、お客さまに購入いただくことで、継続的な支援が実現します。
(写真:メキシコのコーヒー生産者)

イオンのフェアトレード、実はたくさんあります。
イオングループでは、トップバリュで商品を開発しているほか、グループ各社でもフェアトレードの商品を取り扱いしています。

「国際フェアトレード認証調達プログラム」ラベル(カカオ)
2014年には、国際フェアトレードラベル機構の「国際フェアトレード調達プログラム」にアジア唯一の企業として参加し、2020年までに国際フェアトレード認証カカオの取引量を2012年比の10倍に拡大することをめざします。
フェアトレードは生産者地域全体の支援にも
トップバリュの製品などには、「FLO Fairtrade Labelling Organizations International」が発行する国際フェアトレード認証ラベルを付し、第三者の認証を取得していることを表しています。
FLOの仕組みでは、商品に対する適正価格の支払いに加え、生産者の村やコミュニティ全体の生活向上に役立ててもらえる資金としての「プレミアム」金額が支払いに上乗せされています。「プレミアム」は、生産者組合により民主的に用途が決められ、井戸の設置や学校施設の整備など、地域全体の支援につながっています。