トップバリュ ミネラルウォーターの安全性について

1)メッセージ

イオンは、お客さまにより安全に、そして安心してご利用いただけるよう、食品の安全性に関わる調査・研究を継続的に行っております。2025年4月10日に「トップバリュ ミネラルウォーターの安全性について」※1以下2点をお知らせいたしました。
 ・イオンのPFASに関する自主基準の設定※2
 ・検査対象としているトップバリュ商品一覧

その後、2025年6月30日に消費者庁・厚生労働省より、「ミネラルウォーター類におけるPFAS(PFOS(ピーフォス)及びPFOA(ピーフォア))の成分規格の設定に関する食品、添加物等の規格基準の一部改正について」が告示され、「ミネラルウォーター類のうち殺菌又は除菌を行うもの」について、PFOS及びPFOAに係る成分規格が設定されました。規格は、PFOS及びPFOAの合計50ng/L以下※3となりました。

トップバリュ ミネラルウォーターは下表にありますようにすでに当社の自主基準を満たしていることを確認しています。今回、国が設定した基準についても満たしていることを確認できました。検査は定期的に実施し、その都度結果をお知らせいたします。自主基準を超えて検出された場合には、ただちに販売を見合わせるとともに、お客さまに迅速にお伝えいたします。

今後もPFASに関する最新動向を注視しながら、自主基準についても必要に応じて見直しを行ってまいります。

改訂2025年9月16日

  • ※1: 「トップバリュ ミネラルウォーターの安全性について」2025年4月10日
  • ※2: イオンでは、PFOS、PFOAに加え、PFHxS(ピーエフヘキサエス:PFOS、PFOAと同様の性質を持ち、その代替品として使用されている物質)を含めた3種の合計で「50ng/L以下」とする自主基準を設定しています。

    イオンの自主基準 国内の基準
    PFASの種類 3種の合計が50ng/L以下 2種の合計が50ng/L以下
    PFOS
    PFOA
    PFHxS
    ○:対象PFAS

  • ※3: 2026年3月31日までの経過措置あり

【参考情報】
PFASの詳細については、以下のホームページ(外部サイト)をご確認ください。
○消費者庁
「ミネラルウォーター類におけるPFASの規格基準について」

○内閣府 食品安全委員会
「有機フッ素化合物(PFAS)」評価書に関するQ&A

〇環境省
「有機フッ素化合物(PFAS)について」
リーフレット「PFOS・PFOAとは?」
「ペルフルオロヘキサンスルホン酸(PFHxS)について」

2)PFAS検査方法(イオングループ検査施設にて定期的に実施)

1.検査装置(LC-MS/MS)

ミネラルウォーターの「PFAS」は、「LC-MS/MS」(Agilent 1260 Infinity II – G6495D)を用いて、測定します。

2.事前準備

検査対象商品と採水容器を準備します。

3. サンプリング

検査に必要な量の水を採水容器に採取します。

4. PFASの濃縮

濃縮装置を使い、検査の対象となるPFASを濃縮します。

5. 測定

濃縮したPFASを検査装置(LC-MS/MS)にセットし、測定します。

3)検査対象商品一覧  自主基準を満たしていることを確認しています