ブロックでの活動報告レポート(海ごみ2022)
「海ごみクリーンアップ・ボランティア」活動報告
世界的な海洋プラスチックごみ問題の解決に向け、イオンの従業員が地域の皆さまと海岸や河川の清掃活動を行う「海ごみクリーンアップ・ボランティア」を、6月の環境月間からスタートしました。

北陸信越ブロック
2022年5月26日(木)
夕日の名所でもあり、7月に海開きが予定されている、新潟県新潟市の小針浜海水浴場をごみのないきれいな海にするためのクリーン活動を労使で行いました。
砂浜で開会式を行った後、1.5㎞の清掃活動をしました。

218Kgものごみがあつまりました。

- 参加グループ企業
- 11社
- 参加従業員数
- 120名
~ 参加者の声 ~
・プラスチックの細かいごみをたくさん拾いました。どこの国から流れ着いたか、また日本から出たごみなのかなど考えながらごみを拾うと、海の生き物への影響の大きさを実感し、活動の重要さを自分も広めていきたいと思いました。
・グループの仲間と広域で行う共同のボランティア活動は、大事だと思います。これからもできる限り参加するようにしたいです。
東海ブロック
2022年6月4日(土)
三重県高洲町の中河原海岸でウミガメの産卵場所を保全するため、プラスチックごみや流木を撤去しました。
海岸の0.8kmを清掃して回収した流木は、バイオマス発電の材料として活用していただきます。
清掃前には浜に大小たくさんの流木がありました。合計19,060㎏のごみを収集しました。

約1時間半の清掃活動で流木が撤去され、きれいになりました。

- 参加グループ企業
- 7社
- 参加従業員数
- 115名
- 地域の皆さま
- 32名
~ 参加者の声 ~
・自分の行った活動はわずかかもしれないですが、自身が仕事をしている地域に少しでも貢献できたことが良かったと思っています。
・以前から海岸清掃に関心があり、今回、初めて実際に経験できて、実態が良くわかりました。継続が大事だと思います。
・海岸線に多くの流木やごみの漂着物があり撤去作業は大変でしたが、最後にきれいになった浜辺を見ることができて、満足感・達成感がありました。
九州ブロック
2022年6月12日(日)
市民・企業・行政が協力して取り組む「ラブアース・クリーンアップ2022」に今年も参加しました。
福岡県福岡市の「海の中道青少年海の家ウラ海岸(東側)」1kmに「イオン会場」を設け、グループ各社一体となって地域の環境を守る海岸清掃を実施しました。
清掃前は、海藻と共にたくさんのごみが打ちあがっていました。

活動の後はごみが無くなりとてもきれいな浜になりました。ごみは合計で531Kgになりました。

参加したお子さまも、一生懸命ごみを拾ってくれました。

たくさんのポリタンクやブイが流れ着いていました。色々な国の言葉が読みとれます。

- 参加グループ企業
- 7社
- 参加従業員数
- 125名
~ 参加者の声 ~
・ごみの量にびっくりしました。日本語ではない文字の書かれたごみもたくさんあり、外国からも流れついてくるんだなと実感しました。
・たくさんごみを拾うことができて良かった!ごみ拾いは、想像以上に楽しかったです。
・まさかこんないたくさんのごみがあるとはと驚きました。海洋ごみ問題の深刻さを感じました。
沖縄ブロック
2022年6月19日(日)
2021年に世界自然遺産に登録されたやんばる国立公園の入り口となる沖縄県大宜味村の海岸で、ビーチクリーンを開催しました。
地域の皆さまとイオングループ各社が協力してごみを拾い、「海洋プラスチックによるごみ問題」や、「ごみを減らすために私たちができること」、「全国のお客さまにもプラスチックごみを減らす行動を呼びかける 」ことを考えました。
海岸沿い0.8kmの範囲で大きな流木を回収しました。

軽石もたくさん回収できました。ごみは合計178.8kgにもなりました。

- 参加グループ企業
- 7社
- 参加従業員数
- 38名
- 地域の皆さま
- 40名
~ 参加者の声 ~
・天候にも恵まれ、多くの参加者の皆様と共に活動できたことがとても良かったです。ごみの多さに驚きましたが、活動する意味もしっかりと理解できて良かったと思います。
・綺麗な沖縄の海を守りたいです。家族で楽しく参加できてよかったと思います。
・活動を行う意味もきちんと理解できたので、更に社内での推進を図りたいと思いました。 ぜひ継続的な活動を希望します。
東北ブロック
2022年6月26日(日)
秋田県下で屈指の規模を誇る海水浴場である秋田市の下浜海岸海水浴場で約4㎞にわたりプラスチックごみや流木を除去しました。
雨の心配がありましたが終盤に太陽も少し顔を出し、地域の方々と、協力しながら清掃活動を行うことができました。
羽川地区:雨の降りそうな曇り空でしたが気温は高い中での活動でした。540kgのごみが集まりました。

桂根地区:草の間にもごみが溜まっています。900kgも集めました。

長浜地区:大きなプラスチック容器のごみがありました。900㎏、ごみ袋150袋分集まりました。

桂根地区:外国語のプリントされたバケツや容器もたくさんありました。

- 参加グループ企業
- 7社
- 参加従業員数
- 98名
- 地域の皆さま
- 約300名
~ 参加者の声 ~
・プラスチックごみの多さに驚きました。きれいになった海岸に今年はぜひ遊びに行きたいです。
・ビーチクリーンに初めて参加させていただきました。海岸線沿いを早朝より海風や波の音を聴きながら楽しくごみ拾いができました。地元住民の方と一緒に社会貢献活動をする事でとても有意義な1日でした。
南関東ブロック
2022年7月2日(土)
様々なイベントが開催される地元の幕張の浜を0.6kmにわたり、お客さま・地域の皆さまと共に美しく清掃しました。海洋プラスチックごみを減らすために私たちができることを考える良い機会になりました。
一見きれいな浜も、よく見るとマイクロプラスチックごみがたくさんありました。

地元で活動している「ここから☆ビーチクリーン隊」の皆さまから、海洋プラスチックの現状を説明いただきました。

ごみは全部で63.25kgと少なく感じられますが、マイクロプラスチックをたくさん拾うことができました。

- 参加グループ企業
- 17社
- 参加従業員数
- 81名
- 地域の皆さま
- 105名
~ 参加者の声 ~
・ボランティアの参加は初めてでしたが、一見きれいに見える砂浜の中にも小さなごみがたくさん紛れていてびっくりしました。小さなごみをひとつひとつ拾っていくことで気持ちもすっきりして、あらためて環境問題をしっかり考えていくきっかけになりました。
・ビーチクリーン活動を通じて、プラスチックごみが海岸にたくさん落ちていることを実感することができた。プラスチックは形状が変わらないというメリットは、ごみとなり続けるデメリットにもつながっていることを学ぶことができました。
北海道ブロック
2022年9月3日(土)
北海道ブロックでは、キャンプやバーベキューなどのレジャーで人気の石狩市東地区海浜地「三線浜」を400mにわたり石狩市と、「NPO法人北海道海濱美化をすすめる會」のご協力のもと、清掃しました。
この海岸では、レジャー客の残した放置ごみが問題視されており、今回の清掃でもバーベキューの網やアルコールの
缶などのごみが多く見られました。
前日の強風も収まり、薄い日差しが射す清掃活動には絶好のコンディションでした。

レジャー客の残したバーベキュー網、空き缶も多く、場所の特性を表わす収集結果となりました。燃やせるごみが36袋(0.54t)、プラスチックごみが69袋(1.05t)燃えないごみが28袋(3.6t)にもなりました。

清掃活動の400m浜辺近くには、広い草地があり、そちらにもたくさんのごみがありました。ごみの多さに、環境保全に対する意識が高まる活動となりました。

- 参加グループ企業
- 7社
- 参加従業員数
- 81名
- 地域の企業
- 2社
- 地域の皆さま
- 35名
~ 参加者の声 ~
・自ら進んで地域への貢献活動をする機会が無く、この様な参加出来る機会をありがたいと感じました。また子供が社会貢献活動への参加が出来たことも感謝しています。
・チアーズクラブの子どもたちが実際にごみを目にし、清掃活動が終わった後も「ごみが気になる!」と言うなど、実際に体験することで環境保全に対する意識が高まったと思いました。 砂浜には様々なごみがありましたが、プラスチックごみが多かった印象があり、海洋プラスチック問題を現実味を持って体感できたと思います。
北関東ブロック
2022年10月15日(土)
北関東地域では、日々の暮らしに欠かせない霞ケ浦水系。この大切な霞ヶ浦からごみをなくすため、茨城県土浦市の霞ヶ浦総合公園内水辺約1㎞を、地域の皆さまと共に清掃活動を実施しました。
当日、公園内の霞ケ浦文化体育会館では、環境保全活動に関する様々な情報及び取組みを発信する
「土浦市環境展」などが開催されており、清掃活動後多くの従業員が訪れ、環境保全の大切さを更に
感じられる活動となりました。
きれいに見える道にもよくみるとたくさんのごみが見つかりました。

燃やせるごみが280kg、そのうちプラスチックごみが3kg、ペットボトルが54kg集まりました。
燃えないごみは、66kgでテレビが2台も投棄されていました。

前日の雨の影響で開閉会式会場の駐車場には水たまりが所々にありましたが、怪我や事故もなく、無事に清掃活動を終えました。

霞ケ浦文化体育会館では、「土浦市環境展」や「消費生活展」「グリーンフェスタつちうら」を開催していました。

- 参加グループ企業
- 10社
- 参加従業員数
- 119名
- 地域の皆さま
- 25名
~ 参加者の声 ~
・道路沿いからはごみがあまり見えなくても、茂みの中で細かいプラスチックとなって残っているなど、さまざま考えさせられるものがありました。
・想像以上にごみが落ちていて驚きました。今まで気に留めていなかったような道端のごみも目に入るようになり、早速意識の変化を感じています。
・クリーン活動をした達成感が何ともいえません。きれいな状態はとても気持がよくなりました。また参加したいと考えています。
近畿ブロック
2022年10月15日(土)
近畿ブロックでは、堺市が、臨海部の生物多様性の保全、再生に向けた「実験」の場として作った約160m、面積約5,000㎡の「堺浜自然再生ビーチ」の清掃活動を行いました。
当日は、大阪府が推奨する「ながら運動deごみ拾い」のレクチャーを受け、楽しく運動しながら活動をしました。
「ギャグ3兄弟」の皆さんから、レッグランジしながらごみを拾うなど、運動をしながらごみを拾う方法を教えてもらいました。

燃やせるごみが220袋(154kg)、その内プラスチックごみが50kg回収できました。

10月ながら暑さの中での清掃活動となりました。
参加したグループ会社の従業員同士が共に海ごみについて考え、活動できる良い機会になりました。

- 参加グループ企業
- 11社
- 参加従業員数
- 245名
- 地域の企業
- 1社
- 地域の皆さま
- 14名
~ 参加者の声 ~
・今回のクリーン活動は初めての参加でしたが、プラスチックのごみが小さく、またその多さにびっくりしました。環境問題となっている海洋プラスチックごみが身近な問題なんだと改めて感じることが出来ました。
・プラスチックごみの実態と、そもそも私達の意識の低さが環境に悪い影響を与えていること、一方で分別·リサイクルの重要性を感じた。
・小さなプラスチックごみがまだまだたくさんあり、きれいになったという満足感が得られなかった。もっと時間をかけて清掃をしたかった。
中国・四国ブロック
2022年11月6日(日)
日本の渚百選に選ばれている岡山県倉敷市にある沙美海岸は、日本の海水浴場の発祥の地でもあります。
明治13年に当時の村長と医師によって海水浴による療養施設の小屋が建設されたのが始まりと言われています。現在では、ビーチバレーボール大会が開催されるなど、地域の皆さまの憩いの場となっています。
今回は、風光明媚な歴史ある沙美海岸の清掃を行いました。
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ビーチバレーボール大会も行われる海岸なので、足を怪我しないように割れた貝殻なども回収しました。

燃やせるごみが30.13kg、プラスチックごみが2.21kg、燃やせないごみが2.74kg回収できました。

普段から清松会の皆さんが清掃をしてくださっているので、大きなごみはありません。ふるいを使ってマイクロプラスチックを回収していきます。

- 参加グループ企業
- 6社
- 参加従業員数
- 87名
~ 参加者の声 ~
・きれいな海岸で、ごみは本当に少なかったのですが、細かい貝などがたくさんありました。ビーチバレーなどを開催する所と聞いて、少しでも砕けた貝を少なくしたいと思いながら、クリーン活動をしました。
・今回は、整備された海岸の清掃でしたが、今後、このような取組が拡大していけば、環境保全・防災の観点からも有意義な活動になると思います。
・いつも建物の中ばかりで仕事をしていますが、たまには外に出て地域をキレイにしていく事も大事だと思いました。少しでも地球環境を守っていく力になればいいなと思います。