トップバリュ ミネラルウォーターの安全性について
1)メッセージ
イオンは、お客さまにより安全に、そして安心してご利用いただけるよう、食品の安全性に関わる調査・研究を継続的に行っております。
環境省は、2019年より水環境におけるPFAS(ピーファス:有機フッ素化合物)の全国的な実態調査を実施しています。一部地域で限定的にPFASが含まれることが、自治体の検査でも確認されています。これに伴い、環境省は、水道水質基準について継続的に議論しています。
イオンではWHO(世界保健機関)の情報、国内外の規制動向、学術論文などをもとにPFASに関する情報を独自に収集するとともに、自主検査を実施し、検証を進めてまいりました。
これらの取り組みを通じて、有識者のご意見を参考にしながら、PFASに関する自主基準※1を設定いたしました。当社の自主基準を満たしていることを確認した商品として、イオンのプライベートブランドである「トップバリュ ミネラルウォーター※2」の一覧を、ホームページにてお知らせいたします。
今後もPFASに関する最新動向に注視しながら、検査結果の検証を継続し、自主基準についても定期的に見直しを行ってまいります。
2025年4月10日
- ※1: 国の水道水に関する暫定目標値は「PFOS(ピーフォス)、PFOA(ピーフォア)」(PFASの一種)の合計で「50ng/L」とされています。イオンでは、より高い安全性を確保するため、PFOS、PFOAに加え、PFHxS(ピーエフヘキサエス:PFOS、PFOAと同様の性質を持ち、その代替品として使用されている物質)を含めた3種の合計で「50ng/L」とする自主基準を設定しています。
- ※2:3)検査対象商品一覧 参照
【参考情報】
PFASの詳細については、以下のホームページ(外部サイト)をご確認ください。
○環境省
「有機フッ素化合物(PFAS)について」
リーフレット「PFOS・PFOAとは?」
「ペルフルオロヘキサンスルホン酸(PFHxS)について」
○内閣府 食品安全委員会
「有機フッ素化合物(PFAS)」評価書に関するQ&A
2)PFAS検査方法(イオングループ検査施設にて定期的に実施)
1.検査装置(LC-MS/MS)
ミネラルウォーターの「PFAS」は、「LC-MS/MS」(Agilent 1260 Infinity II – G6495D)を用いて、測定します。

2.事前準備
検査対象商品と採水容器を準備します。

3. サンプリング
検査に必要な量の水を採水容器に採取します。

4. PFASの濃縮
濃縮装置を使い、検査の対象となるPFASを濃縮します。

5. 測定
濃縮したPFASを検査装置(LC-MS/MS)にセットし、測定します。
