東北創生の輪を広げる活動

「にぎわい東北 つなげよう、ふるさとのチカラ」2016年度の主な東北応援活動

イオンは東日本大震災発生直後から、被災地を支援するさまざまな取り組みを実施してきました。震災から1年となる2012年3月には、「3.11復興への願いをカタチに」をスローガンに被災地の復旧・復興を支える活動を開始。震災から5年が経過した2016年3月からは、「復興支援」から次のステージの「地域(ふるさと)の創生」を目指し、東北の元気を日本中、世界中につないでいこうと「にぎわい東北」の取り組みを始めています。“にぎわい”あふれる東北の未来をつくりたいという想いのもと、4つの方針を柱に、これからも東北の創生に向けて皆さまとともに歩んでいきます。

東北の創生に向けた4つの方針

  1. 事業を通じた地域産業の活性化
  2. 雇用の創出と働きやすい環境づくり
  3. 地域の未来を“ともにつくる”環境・社会貢献活動
  4. 安全・安心にくらせるまちづくり

1. 事業を通じた地域産業の活性化

東北をいままで以上に活気あふれる場所にするために、東北の生産者が育む素晴らしい産品の数々を、地元はもちろん、東北のお客さまや全国のお客さま、そして世界のお客さまへとつなぎ、元気のサイクルを回していくプロジェクトを進めています。

「にぎわい東北フェア」の開催で東北産品の販路を拡大

東北を中心としたグループ企業が、東北産品の販路拡大を目指し、「にぎわい東北フェア」を企画。2017年3月には、イオンレイクタウン店で福島フェア、イオン板橋店で宮城フェア、イオン熱田店で塩竈フェア、イオン名取店で岩手フェアを開催しました。

2017年3月 イオン板橋店での宮城フェア

2. 雇用の創出と働きやすい環境づくり

被災地域へ出店することで、雇用を創出します。

また、事業所内に保育施設を設置するなど、子育て中の従業員も含め、誰もが働きやすい環境づくりに取り組みます。

「イオンモール名取」に事業所内保育施設を開設

他地域からの移住などにより、待機児童の増加傾向が見られる名取市の状況を鑑み、2016年秋に「イオンモール名取」に事業所内保育施設「イオンゆめみらい保育園」を開園しました。今後も、地域の皆さまが安心して働ける環境づくりに努めます。

他地域のイオンゆめみらい保育園の様子

3. 地域の未来を“ともにつくる”環境・社会貢献活動

イオン 心をつなぐプロジェクト」の活動など、地域の方々とともに環境・社会貢献活動に取り組み、東北の創生やまちづくり、子どもたちのすこやかな成長に寄与していきます。

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東北応援「イオン 幸せの黄色いレシートキャンペーン」

岩手・宮城・福島の被災された方々を、全国のお客さまとともに応援すべく、毎月11日に実施している「イオン 幸せの黄色いレシートキャンペーン」を、毎年3月は9〜11日に拡大し実施しています。期間中、お客さまから投函していただいたレシート合計金額の1%を寄付。2013年から2019年までに同キャンペーンを通じて被災地3県に贈られた累計寄付金額は8億2,070万円にのぼります。

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「東北復興支援WAON」を通じて子どもたちを支援

2012年5月、ご利用金額の0.1%を岩手・宮城・福島3県の被災された子どもたちの「くらし」と「学び」を応援する育英基金に寄付する、「東北復興支援WAON」を発行。2019年春までに、計3,535万9,280円を寄付しました。

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4. 安全・安心にくらせるまちづくり

東日本大震災の経験をもとに、防災体制を強化し、安全・安心にくらせるまちづくりを目指します。

防災拠点の拡大

イオンは災害時にショッピングセンターを防災拠点として利用していただけるよう、全国の店舗において、自家発電施設などエネルギー供給体制を確保するなどの安全対策を強化しています。現在33カ所の拠点整備が完了しており、2020年までに100カ所の整備を目指します。

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