持続可能なコーヒーの調達に向けた新たな取り組みを開始
イオンは、自然資源の持続可能性と事業活動の継続的な発展との両立を目指し、「イオン 持続可能な調達原則」に基づいた商品調達を行っています。この調達原則をさらに推進するため、このたび、イオンのプライベートブランドで販売するすべてのコーヒーで使用する原料を持続可能性の裏付けがとれたものへと変換するという新たな目標を設定しました。
この目標達成に向け、これまで取り組んできた第三者認証を取得した原料調達を拡大するとともに、生産地それぞれの状況に合わせた調達計画を立て、生産者や労働者の方々が抱える課題解決の支援を開始します。まず、コーヒーの生産量世界2位を誇るベトナム・ソンラ省から始め、販売者であるイオンだけでなく、サプライチェーンの皆さまや現地の教育機関や国際NGOの方々との連携を強化し、持続可能なコーヒーの調達を進めてまいります。

持続可能なコーヒーとは
下記いずれか、もしくは両方を満たしていることを持続可能性の裏付けとして確認します
● イオンが認定する第三者認証を取得した原料を使用していること。
(例)国際フェアトレード認証、レインフォレスト・アライアンス認証 など
● 生産者や労働者の方々が抱える社会課題の解決に向けたプロジェクトを、イオンが直接、支援し生産地の持続的な発展に寄与していること。
(例)生活・報酬面の課題解決、環境保全活動、労働環境の改善、教育機会の拡大 など

サステナブル・コーヒー・プロジェクトの実施
【ベトナムでのプロジェクト概要】
・国際NGO公益財団法人 国際開発救援財団(Foundation for International Development/Relief、略称FIDR)や現地の教育機関であるタイバック大学(Tay Bac University)の皆さまと連携して取り組みます。
・コーヒー農家の大半を占める少数民族タイ族の文化的背景を考慮しながら、地域の関係者と連携し、4C認証に必要なコーヒー栽培技術の伝授や、効率的かつ持続可能な営農指導などの農業技術の指導を行います。
本プロジェクトに基づき調達した商品について
第三者認証取得(コーヒー)商品の展開
イオンは、トップバリュおよびトップバリュグリーンアイで、国際フェアトレード認証の取り扱いを拡大しています。フェアトレードラベルジャパンと共に、フェアトレード月間等を活用した普及活動を実施、国際フェアトレード認証ラベル普及に貢献します。
また、ミニストップでは2011年から発売を開始し、高速道路店舗21店で販売する国際フェアトレード認証のオリジナルのホットコーヒーを扱うほか、こだわりのコーヒー豆と世界の食品専門店、カフェランテでは、持続可能性の3つの柱(社会・経済・環境)の強化につながる手法を用いて生産されたものであることを意味する、レインフォレスト・アライアンス認証の商品を多数展開しています。
国際フェアトレード認証
